ゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーは、将来の殿堂入りが確実視されるNBA史上最高クラスのスーパースターだ。
2度のシーズンMVP受賞、10度のオールスター選出とオールNBAチーム入り、2度の得点王に1度のスティール王、4度のリーグ制覇と1度のファイナルMVP受賞、NBA75周年記念チーム入り……彼がこれまで手にした個人、チームとしての栄光は枚挙に暇がない。
さらにはキャリア15年で956試合に出場し、平均24.8点、フィールドゴール成功率47.3%、3ポイント成功率42.6%と、個人スタッツにおいても素晴らしい数字をマーク。通算3ポイント成功数は3747本、フリースロー成功率は91.0%でともにNBA歴代1位と、史上最高のシューターの称号をほしいままにしている。
そんなカリーは、現役・レジェンドを含めた歴代全NBA選手の中で、いったい何位に位置するのか?これは人によって意見が分かれるところだが、かつてオーランド・マジックなどで活躍した元NBA選手のトレイシー・マッグレディは、X(旧Twitter)にアップした動画において「カリーは歴代トップ5プレーヤー」という他のユーザーの主張をばっさり切り捨てた。
「あり得ないね、何を言ってるんだか。彼はまだ私のリストのトップ10にも入ってないよ。4度の優勝に2度のMVP、ファイナルMVPにも輝いている。ステフは明らかに驚異的なキャリアを歩んでいるね。
けれど、彼のキャリアを振り返ってみると、ドレイモンド(グリーン)がシーズンを通じて戦列を離れていた時や、クレイ・トンプソンがシーズン全休した時。もしチームメイトが1人欠場したとして、プレーオフにも出られないのなら、私のトップ5やトップ10に入れることはできない。
私にとっての偉大さとは、誰かが欠場しても、チームを少なくともプレーオフに押し上げることだ。クレイやドレイが戦列を離れていた時、プレーオフに出場することさえできなかった。プレーイン・ゲームでもまったく勝てていない。トップ5?ノーチャンスだよ」
マッグレディとしては、トンプソンが故障で全休した2020-21シーズンや、グリーンが数々のトラブルを起こし30試合近く欠場した今季、チームをプレーオフにすら導けなかったことが評価を下げていると言いたいようだ。
とはいえ、36歳になった現在もハイレベルなプレーを続けているカリーには、今後さらにキャリアを築き上げていくチャンスがある。マッグレディに文句を言われる隙も与えないほどの実績を積み上げ、歴代トップ10、さらにはトップ5入りも議論されるほどの選手となってほしいところだ。
構成●ダンクシュート編集部
【PHOTO】プレーでもルックスでもファンを魅了!NBA史上最高のシューター、ステフィン・カリーの厳選ショット!
2度のシーズンMVP受賞、10度のオールスター選出とオールNBAチーム入り、2度の得点王に1度のスティール王、4度のリーグ制覇と1度のファイナルMVP受賞、NBA75周年記念チーム入り……彼がこれまで手にした個人、チームとしての栄光は枚挙に暇がない。
さらにはキャリア15年で956試合に出場し、平均24.8点、フィールドゴール成功率47.3%、3ポイント成功率42.6%と、個人スタッツにおいても素晴らしい数字をマーク。通算3ポイント成功数は3747本、フリースロー成功率は91.0%でともにNBA歴代1位と、史上最高のシューターの称号をほしいままにしている。
そんなカリーは、現役・レジェンドを含めた歴代全NBA選手の中で、いったい何位に位置するのか?これは人によって意見が分かれるところだが、かつてオーランド・マジックなどで活躍した元NBA選手のトレイシー・マッグレディは、X(旧Twitter)にアップした動画において「カリーは歴代トップ5プレーヤー」という他のユーザーの主張をばっさり切り捨てた。
「あり得ないね、何を言ってるんだか。彼はまだ私のリストのトップ10にも入ってないよ。4度の優勝に2度のMVP、ファイナルMVPにも輝いている。ステフは明らかに驚異的なキャリアを歩んでいるね。
けれど、彼のキャリアを振り返ってみると、ドレイモンド(グリーン)がシーズンを通じて戦列を離れていた時や、クレイ・トンプソンがシーズン全休した時。もしチームメイトが1人欠場したとして、プレーオフにも出られないのなら、私のトップ5やトップ10に入れることはできない。
私にとっての偉大さとは、誰かが欠場しても、チームを少なくともプレーオフに押し上げることだ。クレイやドレイが戦列を離れていた時、プレーオフに出場することさえできなかった。プレーイン・ゲームでもまったく勝てていない。トップ5?ノーチャンスだよ」
マッグレディとしては、トンプソンが故障で全休した2020-21シーズンや、グリーンが数々のトラブルを起こし30試合近く欠場した今季、チームをプレーオフにすら導けなかったことが評価を下げていると言いたいようだ。
とはいえ、36歳になった現在もハイレベルなプレーを続けているカリーには、今後さらにキャリアを築き上げていくチャンスがある。マッグレディに文句を言われる隙も与えないほどの実績を積み上げ、歴代トップ10、さらにはトップ5入りも議論されるほどの選手となってほしいところだ。
構成●ダンクシュート編集部
【PHOTO】プレーでもルックスでもファンを魅了!NBA史上最高のシューター、ステフィン・カリーの厳選ショット!
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