ジョージタウン大出身のアレン・アイバーソン(元フィラデルフィア・セブンティシクサーズほか)はNBA1年目から平均23.5点、7.5アシスト、2.07スティールをあげて新人王に輝くと、その後は得点王に4回輝くなど超絶スコアラーとして名を馳せ、2016年に殿堂入りを果たした。
通称“ジ・アンサー”はNBAの歴史を語る上で欠かせないレジェンドの1人だが、元NBA選手のジェフ・ティーグは、今季ゴールデンステイト・ウォリアーズでプレーしたクリス・ポールの方が優れていると持論を展開している。
現役時代にアトランタ・ホークスなど計5チームで過ごし、21年にミルウォーキー・バックスでリーグ優勝を経験したティーグは、自身が共同ホストを務める『Club 520 Podcast』で、ジョージタウン大出身のNBA選手について出演者たちと議論。
ジョージタウン大と言えば、パトリック・ユーイング(元ニューヨーク・ニックスほか)やアロンゾ・モーニング(元シャーロット・ホーネッツほか)、ディケンベ・ムトンボ(元デンバー・ナゲッツほか)ら偉大なビッグマンを輩出したことで知られるが、共同ホストのビショップ氏が、「ジョージタウン大出身で、NBAで10年以上プレーした選手の中でAI(アイバーソン)ほどのインパクトを残した選手はいない」と述べた。
攻撃型ガードのアイバーソンは、1996年のドラフト全体1位指名でシクサーズ入り。キャリア14年間で平均26.7点、3.7リバウンド、6.2アシスト、2.17スティール、通算2万4368得点は歴代28位、1983スティールは歴代14位、5624アシストは53位にランクするほか、シーズンMVP1回、オールNBA1stチーム選出3回、得点王4回、スティール王3回、オールスター選出11回、NBA75周年記念チームにも選出。そして何より、身長183cmの小さな身体で、大男たちをキリキリ舞いさせる強気なプレーは見る者の心を打った。
これに対し、ティーグはウェイクフォレスト大の先輩であるポールの名前を出し、「クリス・ポールはAIと同じくらい良い選手だ。彼はAIほどの影響力はないが、キャリアはAIより良い」と主張した。
05年のドラフト全体4位指名でホーネッツ入りしたポールは、19年間で平均17.5点、4.5リバウンド、9.4アシスト、2.06スティールをマーク。通算2万2288得点は歴代36位、1万1894アシストは3位、2614スティールは3位、オールNBA1stチーム選出4回、オールディフェンシブ1stチーム選出7回、アシスト王5回、スティール王6回、オールスター選出12回、NBA75周年記念チーム選出、さらにはアメリカ代表しても五輪で2つの金メダルを獲得している。
どちらも優勝経験はないが、こと個人の実績だけで言えば、ポールが殿堂入りを果たしているアイバーソンに引けを取らないという主張は一理あるかもしれない。
ただ、ビショップ氏は「CP3(ポール)は史上最も偉大なポイントガードの1人だ。でも、誰もCP3にはなりたくない」と語り、ティーグの「ポールの方がアイバーソンよりも優れている」という意見には同意しかねていた。
構成●ダンクシュート編集部
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現役時代にアトランタ・ホークスなど計5チームで過ごし、21年にミルウォーキー・バックスでリーグ優勝を経験したティーグは、自身が共同ホストを務める『Club 520 Podcast』で、ジョージタウン大出身のNBA選手について出演者たちと議論。
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攻撃型ガードのアイバーソンは、1996年のドラフト全体1位指名でシクサーズ入り。キャリア14年間で平均26.7点、3.7リバウンド、6.2アシスト、2.17スティール、通算2万4368得点は歴代28位、1983スティールは歴代14位、5624アシストは53位にランクするほか、シーズンMVP1回、オールNBA1stチーム選出3回、得点王4回、スティール王3回、オールスター選出11回、NBA75周年記念チームにも選出。そして何より、身長183cmの小さな身体で、大男たちをキリキリ舞いさせる強気なプレーは見る者の心を打った。
これに対し、ティーグはウェイクフォレスト大の先輩であるポールの名前を出し、「クリス・ポールはAIと同じくらい良い選手だ。彼はAIほどの影響力はないが、キャリアはAIより良い」と主張した。
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どちらも優勝経験はないが、こと個人の実績だけで言えば、ポールが殿堂入りを果たしているアイバーソンに引けを取らないという主張は一理あるかもしれない。
ただ、ビショップ氏は「CP3(ポール)は史上最も偉大なポイントガードの1人だ。でも、誰もCP3にはなりたくない」と語り、ティーグの「ポールの方がアイバーソンよりも優れている」という意見には同意しかねていた。
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