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【NBAファイナル】テイタム&ブラウンが30得点超えの活躍でセルティックスが18回目の優勝に王手!マブズは第4Qの猛攻及ばず3連敗<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2024.06.13

セルティックスはブラウン(右)とテイタムが30得点超えで3連勝。後がなくなったマブズは第4Qのドンチッチ(左)のファウルアウトが痛かった。(C)Getty Images

セルティックスはブラウン(右)とテイタムが30得点超えで3連勝。後がなくなったマブズは第4Qのドンチッチ(左)のファウルアウトが痛かった。(C)Getty Images

 現地時間6月12日(日本時間13日)、ダラスのアメリカンエアラインズ・センターでボストン・セルティックスとダラス・マーベリックスのNBAファイナル第3戦が行なわれた。

 両チームのスタメンはセルティックスがドリュー・ホリデー、デリック・ホワイト、ジェイレン・ブラウン、ジェイソン・テイタム、アル・ホーフォード、マブズがルカ・ドンチッチ、カイリー・アービング、デリック・ジョーンズJr.、PJ・ワシントン、ダニエル・ギャフォードと過去2試合と同様の布陣。第2戦で左足を痛めたセルティックスのクリスタプス・ポルジンギスは検査の結果、左足の後脛骨腱脱臼と診断されて欠場となった。

 2連敗でホームに戻ってきたマブズは開始からドンチッチとアービングの2枚看板が次々と得点を重ね、25-12とスタートダッシュに成功。対するセルティックスもブラウンのジャンパー、テイタムやサム・ハウザーの3ポイントと10-0のランで追い上げ、第1クォーターは31-30とマブズのリードで終える。

 第1クォーターで9得点のアービングは、第2クォーターに入るとさらにギアを上げて3ポイント3本(3/3)を含む11得点を奪取。マブズは前半だけでドンチッチとアービングで37得点をマークしたが、51-50と点差は変わらず後半戦へ。
 
 第3クォーターは序盤こそ接戦だったが、セルティックスは開始から7本連続でシュートを決めて徐々に点差を広げる。マブズもドンチッチの個人技で対抗するも、セルティックスは控えのゼイビア・ティルマンやホワイトの3ポイント、終了間際にはブラウンが強烈なダンクを叩き込み、85-70と15点差をつけた。

 第4クォーター開始早々にマブズはこの日最大の21点差をつけられたが、ここから反撃をスタート。ワシントン、ジョシュ・グリーンの3ポイント、ドンチッチのレイアップなど20-3のランを作り、残り6分に90-93とワンポゼッション差に迫る。

 しかし残り4分にドンチッチが痛恨のファウルアウト。エースを欠いたチームは直後のオフェンスでアービングのジャンパーで1点差とするも、セルティックスはブラウンのティップイン、ホワイトの3ポイントで流れを引き戻す。

 100-98と2点差に詰め寄られた残り1分にはブラウンがティム・ハーダウェイJr.越しにショットを沈め、最終スコア106-99でセルティックスが勝利を収めた。

 3連勝で18回目の優勝に王手をかけたセルティックスは、テイタムが31得点、6リバウンド、5アシスト、ブラウンが30得点、8リバウンド、8アシスト、ホワイトが16得点、5リバウンド、4アシスト、ホリデーが9得点、5アシスト、ハウザーが9得点を記録。

 マブズはアービングがゲームハイの35得点、ドンチッチが27得点、6リバウンド、6アシスト、ワシントンが13得点、8リバウンド、デレック・ライブリー二世が11得点、13リバウンドをあげたが、これで3連敗と崖っぷちに。第4クォーターのドンチッチのファウルアウトが勝負の分かれ目となった。

 第4戦は14日(日本時間15日)にマブズのホームで行なわれる。

構成●ダンクシュート編集部

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