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ドンチッチのディフェンス面の評価は?「ルカの守備はマヌケ」「今までで最もハイレベル」と選手・OB間で意見が真っ二つに<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2024.06.24

ドンチッチに対するディフェンス面の評価が、大きく分かれている。(C)Getty Images

 ダラス・マーベリックスのルカ・ドンチッチは今季、キャリア6年目にして自身初のNBAファイナルに進出したが、王者となったボストン・セルティックスの前にシリーズ1勝4敗で敗れ、涙を呑んだ。ギルバート・アリナス(元ワシントン・ウィザーズほか)は、ドンチッチの守備の欠点について厳しく指摘している。

 現在25歳のドンチッチは、2018年のドラフト全体3位指名でマブズ入り。これまでの6年間でレギュラーシーズン通算400試合に出場し、2022-23シーズンには自身初となる平均30点をクリアすると、今季は70試合に出場して平均33.9点、9.2リバウンド、9.8アシストで自身初の得点王、シーズンMVP投票でも3位に入った。直近5シーズンはオールスター出場、オールNBA1stチーム選出とスター街道を突き進んでいる。
 
 今プレーオフでは、1回戦でロサンゼルス・クリッパーズ(4勝2敗)、カンファレンス準決勝でオクラホマシティ・サンダー(4勝2敗)、カンファレンス決勝でミネソタ・ティンバーウルブズ(4勝1敗)を破ってNBAファイナルに進出。しかし、名門セルティックスに3連敗と崖っぷちに立たされると、第4戦こそ122-84で勝利してスウィープ負けこそ回避したが、続く第5戦で88-106と屈し、2010-11シーズン以来のリーグ優勝は逃した。

 ドンチッチは今ファイナルで全5試合にスタメンとして名を連ね、平均38.8分のプレータイムで平均29.2点、8.8リバウンド、5.6アシスト、フィールドゴール成功率47.2%、3ポイント成功率24.4%をマーク。しかし、第3戦ではファウル6つを犯して第4クォーター途中に退場してしまった。

 元NBA選手のケニョン・マーティン(元デンバー・ナゲッツほか)はアリナスのポッドキャスト番組『Gil's Arena』で、ドンチッチは「ディフェンスができない」としたうえで、第4クォーターにドンチッチがセルティックスのポイントゲッターの1人であるジェイレン・ブラウン(シリーズ平均20.8点でファイナルMVP受賞)のマークについたことは「愚か」だったと指摘した。
 
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意見が真っ二つに分かれるドンチッチの守備評価