ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズは、現地時間6月29日に5140万ドルのプレーヤーオプションを破棄し完全FA(フリーエージェント)となった。
NBAの"キング"は去就が注目されていたが、7月3日にレイカーズと2年1億400万ドルのMAX契約に合意したと『ESPN』が報じた。
『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者によると、2年目の2025-26シーズンの契約はプレーヤーオプション、そして契約にはトレード禁止条項が含まれているという。
レブロンはキャリア21年目の昨季、71試合の出場で平均25.7点、7.3リバウンド、8.3アシスト、1.25スティール、フィールドゴール成功率54.0%、3ポイント成功率はキャリアハイの41.0%をマーク。プレーオフでも王者デンバー・ナゲッツ相手に平均27.8点、6.8リバウンド、8.8アシスト、2.40スティールと39歳とは思えない好成績を残した。
レイカーズは6月27日に行なわれたドラフトにて1巡目17位でダルトン・コネクト(テネシー大)、2巡目55位でレブロンの息子ブロニー(サザンカリフォルニア大)を指名。今回、レブロンが再契約を結んだことで、本人がかねてから夢に掲げていたブロニーとの親子共演が実現することになった。
なお、チームはディアンジェロ・ラッセル、キャム・レディッシュ、ジャクソン・ヘイズがプレーヤーオプション行使で残留が決定したが、ここまで新加入選手は上記のルーキー2人のみ。
レブロン、アンソニー・デイビス、オースティン・リーブス、ラッセル、八村塁と昨季の先発陣は維持できているものの、獲得候補に挙がっていたクレイ・トンプソンはダラス・マーベリックス、デジャンテ・マレーはニューオリンズ・ペリカンズに移籍と、オフの補強は思うように進んでいない。
リーグ屈指の名門は2020年以来、フランチャイズ史上18回目の優勝に向けてレブロン&デイビスの周囲をどう固めていくのか注目される。
構成●ダンクシュート編集部
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