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日本代表

バスケ男子日本代表、韓国との強化試合で最大20点ビハインドから1点差まで猛追も惜敗。八村&渡邊不在の中で河村が23得点と躍動<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2024.07.05

河村はチームトップの23得点をマークした。写真:梅月智史(THE DIGEST写真部)

河村はチームトップの23得点をマークした。写真:梅月智史(THE DIGEST写真部)

 7月5日、有明アリーナでバスケットボール男子日本代表の国際強化試合が行なわれ、韓国代表相手に84-85で敗北した。

 日本は八村塁、渡邊雄太の両雄がロスター登録から外れたなか、河村勇輝、比江島慎、馬場雄大、ジョシュ・ホーキンソン、渡邉飛勇の5人がスターティングラインナップに並んだ。

 会場中が“アカツキジャパン”に大声援を送るなか、日本は試合序盤から河村が華麗なパスを連発しオフェンスを牽引。早くもアリーナを熱狂の渦に巻き込むと、比江島の左コーナーからの連続3ポイントや河村のドライブインで得点を奪い、8-0の好スタートを切る。その後はスコアが止まり10-11と逆転されるも、ベンチから登場した川真田紘也の攻守にわたるハッスルプレーもあり、15-13とリードを奪って第1クォーターを終えた。

 第2クォーター、日本は頭から登場した富樫勇樹が自慢のスピードを存分に発揮し3ポイントを決めれば、比江島も3本目の長距離砲をヒット。21-15と差を拡大したものの、その後はオフェンスが停滞、逆に相手に高確率でショットを決められ逆転されてしまう。河村の個人技などで食らいつくも、35-46と11点のビハインドを背負ってゲームを折り返した。
 
 なんとか差を詰めたい日本だが、第3クォーターも韓国に傾いた流れは変わらず。ホーキンソンや富永啓生らが得点を稼いだ以上に相手に3ポイントや速攻を決められ、52-72と大量ビハインドでラスト12分間を迎えた。

 このまま敗れるかと思われたが、勝負の第4クォーター、日本が底力を見せつける。ディフェンスでプレスを仕掛けて相手にプレッシャーをかけつつ、オフェンスでは河村とジェイコブズ晶が立て続けに3ポイントを沈め、残り3分の時点で1点差まで接近。さらに残り1分を切って河村のフリースローで同点に追いつくも、最後は残り0.9秒で相手にフリースローを与えてしまい、1点差で惜敗した。

 日本は7月7日にも、再び有明アリーナで韓国代表との国際強化試合が組まれている。勝利を掴み、パリ五輪へ弾みをつけたいところだ。

構成●ダンクシュート編集部

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