７月８日、日本バスケットボール協会が、今夏のパリ五輪を戦う男子代表内定選手12名を発表した。

※協会から公益財団法人日本オリンピック委員会（JOC）に推薦名簿を提出後、JOCによる選手団認定を経て、正式にTEAM JAPAN（日本代表選手）となる。

■パリ五輪バスケットボール男子日本代表内定選手
※年齢はパリ五輪開幕の７月26日時点。

#2　富樫勇樹（PG／167cm／30歳）

#4　ジェイコブス晶（SF／203cm／20歳）

#5　河村勇輝（PG／172cm／23歳）

#6　比江島慎（SG／191cm／33歳）

#7　テーブス海（PG／188cm／25歳）

#8　八村塁（PF／203cm／26歳）

#12　渡邊雄太（SF／206cm／29歳）

#18　馬場雄大（SF／195cm／28歳）

#24　ジョシュ・ホーキンソン（C／208cm／29歳）

#30　富永啓生（SG／188cm／23歳）

#34　渡邉飛勇（C／207cm／25歳）

#91　吉井裕鷹（SF／196cm／26歳）

平均身長：193.7cm／平均年齢：26.4歳
  　NBAロサンゼルス・レイカーズの八村塁が、トム・ホーバスHC体制となって初めて正式にメンバー入り。2021年東京五輪で大会全体４位の平均22.3点をマークした攻撃力に加え、リバウンドや守備など大黒柱としての働きが期待される。

　八村のほか、渡邊雄太、富樫勇樹、比江島慎、馬場雄大、渡邉飛勇、富永啓生（３x３代表）の計７名が前回の東京2020オリンピック経験者。河村勇輝とジョシュ・ホーキンソン、吉井裕鷹は昨年のワールドカップに出場。新たにテーブス海、最年少20歳のジェイコブス晶が代表権を勝ち取った。

　最終候補16人からは、金近簾、佐々木隆成、井上宗一郎、川真田紘也が落選となった。

　ホーバス・ジャパンの今大会の目標は、日本男子バスケ史上初の「ベスト８」。FIBAランキング26位の日本は、オリンピックのグループラウンドでＷ杯王者ドイツ（同３位）、開催国フランス（同９位）、最終予選を突破したブラジル（同12位）と対戦する。

　なお、日本代表はパリ五輪初戦（７月27日）の１週間前に、欧州の強豪２か国と強化試合を行なう予定。19日に初戦の相手でもあるFIBAランキング３位のドイツ、21日には同４位のセルビアと対戦する。ここで最後の仕上げを済ませ、決戦の地へ乗り込む。

■男子日本代表 パリ五輪対戦スケジュール
※日時は日本時間。カッコ内はFIBAランキング（日本は26位）。

７月27日20:30 vsドイツ（3）
７月30日24:15 vsフランス（9）
８月２日18:00 vsブラジル（12）

構成●ダンクシュート編集部

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