パリ五輪

バスケ男子、日本の第3戦の相手はブラジルに決定!W杯5位のラトビアを圧倒し2大会ぶり五輪切符【パリ五輪最終予選】<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2024.07.08

最終予選ラトビア会場を制したのはブラジル。パリ五輪ではグループBに入り、最終戦で日本と対戦する。(C)FIBA

 現地時間7月2日に4か国で開幕した男子バスケットボールのパリオリンピック世界最終予選。7日にラトビア会場の決勝が行なわれ、ブラジルが94-69で地元ラトビアを下し、2大会ぶりの五輪出場を決めた。

 ブラジル(FIBAランキング12位)はパリ五輪でフランス(同9位)、ドイツ(同3位)、日本(同26位)のいるグループBに入り、第3戦で日本と対戦する。

 パリ行きの切符を懸けた予選決勝は地元のラトビア(FIBAランキング6位)と対戦。下馬評はラトビア有利とも思われたがブラジルは第1クォーター、試投した全8本の3ポイントを成功させるなど34-11と圧倒する。

 第2クォーターからは昨年のワールドカップで5位と躍進したラトビアが反撃するも、序盤の大量失点から焦りが生じ、逆にブラジルは伸び伸びとプレー。16点差で迎えた後半も終始2桁リードを保つ盤石の試合運びで敵地のファンを沈黙させた。
 
 2大会ぶり16回目の五輪出場を決めたブラジルは、元NBA選手で現パルチザン(セルビア)所属のブルーノ・カボクロが21得点、Bリーグのアルバルク東京に所属するレオナルド・メインデルが20得点、9リバウンド、ゴールデンステイト・ウォリアーズのギー・サントスが12得点、7リバウンドとチームを牽引。3ポイントはチーム全体で成功率54.2%(13/24)と大一番で高数値を叩き出した。

 今大会、史上初のベスト8を目標に掲げる日本代表としては、グループ内の全チームが世界ランキング12位以上の格上という構図に。7月27日の初戦でW杯王者のドイツ、30日の2戦目に東京五輪銀メダルで今回開催国のフランス、そして8月2日の3戦目に最終予選を突破したブラジルと激突することとなった。

■男子日本代表 パリ五輪対戦スケジュール
※日時は日本時間。カッコ内はFIBAランキング(日本は26位)。

7月27日20:30 vsドイツ(3)
7月30日24:15 vsフランス(9)
8月2日18:00 vsブラジル(12)

■パリ五輪世界最終予選ラトビア会場結果

<グループA>
1位 ラトビア(1勝1敗/+19)★
2位 フィリピン(1勝1敗/+7)★
3位 ジョージア(1勝1敗/-26)

<グループB>
1位 ブラジル(1勝1敗/+6)★
2位 カメルーン(1勝1敗/-1)★
3位 モンテネグロ(1勝1敗/-5)

<準決勝>
ブラジル○71-60●フィリピン
カメルーン●59-72○ラトビア

<決勝>
ラトビア●69-94○ブラジル

※各グループ上位2チームが決勝トーナメントに進出(★)。準決勝はグループAの1位vsグループBの2位、グループAの2位vsグループBの1位が対戦。決勝で勝利したチームがパリ五輪の出場権を獲得する。

構成●ダンクシュート編集部

バスケ日本、韓国にリベンジし国内強化試合白星締め!NBA挑戦表明の河村勇輝がゲームを支配<DUNKSHOOT>
NEXT
PAGE
【動画】日本の第3戦の相手が決定!ブラジルvsラトビア戦ハイライト