パリ五輪

王者アメリカがエキシビジョンマッチで難敵カナダを撃破!エドワーズがゲームハイの13得点、カリーは12得点<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2024.07.11

アメリカはカナダのFG成功率を33.8%に封じ込めるなどディフェンスで試合の主導権を握り、勝利を収めた。(C)Getty Images

 現地時間7月10日(日本時間11日、日付は以下同)、パリ五輪で5大会連続の金メダルを目指すアメリカ代表(FIBAランキング1位)は、ラスベガスのT-モバイル・アリーナでカナダ代表(同7位)とエキシビジョンマッチを行なった。

 両チームのスタメンは、アメリカがステフィン・カリー、デビン・ブッカー、ドリュー・ホリデー、レブロン・ジェームズ、ジョエル・エンビード、カナダはシェイ・ギルジャス・アレキサンダー、ジャマール・マレー、RJ・バレット、ディロン・ブルックス、ドワイト・パウエルの5人。アメリカのケビン・デュラントはふくらはぎの痛みで欠場した。

 アメリカは立ち上がりから6連続でシュートをミスし、1-11とカナダに先手を取られるが、カリーの3ポイント、途中出場のアンソニー・エドワーズの活躍で持ち直し、14-21と7点ビハインドで第1クォーターを終える。

 第2クォーター、アメリカはエドワーズの個人技で追い上げると、ディフェンスではホリデーとレブロンが連続でブロック決めるなど好プレーが生まれて逆転に成功。その後もタイトな守備でカナダを12得点に封じ込め、終盤にはジェイソン・テイタムのレイアップで41-33と8点差をつけて後半戦へ。
 
 第3クォーター、アメリカはカリーが長距離砲と3ポイントプレーで波に乗ると、残り5分半にカリーからレブロンへのアリウープが飛び出し点差は2桁に。終盤にはエドワーズがブザービーターとなる3ポイントを沈め、69-54とさらにリードを広げた。

 第4クォーター、カナダに7-0のランを許して9点差まで詰められたアメリカだったが、その後はホリデーの連続得点、アンソニー・デイビスのブロックなどで主導権を奪い返し、86-72で勝利を収めた。

 アメリカは昨年のワールドカップに出場したエドワーズがゲームハイの13得点、カリーが12得点、ホリデーが11得点、4アシスト、デイビスが10得点、11リバウンド、4ブロック、タイリース・ハリバートンが6アシスト、4スティールをマーク。ディフェンスではカナダのフィールドゴール成功率を33.8%(26/77)、3ポイント成功率は21.2%(7/33)に封じ込めた。

 今後アメリカは、15日にオーストラリア(FIBAランキング5位)、17日にセルビア(同4位)、20日に南スーダン(同33位)、22日にドイツ(同3位)とエキシビジョンマッチを行ない、パリ五輪を迎える。

構成●ダンクシュート編集部
 
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