悲願の金メダル奪取へ、ひと筋の光明が見えた。

　現地７月20日、英国・ロンドンで男子バスケットボールのアメリカ代表と南スーダン代表の強化試合が行なわれ、101-100でアメリカが辛うじて勝利をモノにした。
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　まさかの大接戦に世界中のバスケファンは驚き、南スーダンの奮闘に大興奮だ。前半終盤にはFIBAランキング33位の南スーダンが16点ものリードを奪う展開となり、同ランク１位の絶対王者は苦戦を強いられた。結果的にはアメリカが最後の最後で底力を発揮して接戦を制したが、決勝点を決めたレブロン・ジェームズ（ロサンゼルス・レイカーズ）は「素晴らしいバスケットボールをしていた」と相手を称賛。NBAレジェンドを擁するスーパースターらを慌てさせた。

　この試合には女子バスケ日本代表も反応を示している。明るいキャラクターでチームの盛り上げ隊長である馬瓜エブリンは自身のX（旧ツイッター）を更新し、「やっぱりアメリカであっても、あれだけフィジカルで削られるとしんどいんだな…」と、南スーダンの気迫あふれるディフェンスとオフェンスに感嘆。次のようにパリ五輪本番に向けて決意をしたためた。

「それでも走る、動く、遂行する　国際大会でやっぱ、めちゃくちゃ大事」

「アメリカ、南スーダン、両チームから改めて良いこと学べた、、！　自分達も頑張ろ」
  　最後に「※尚、（ステフィン・）カリー、レブロンに関しては異次元とする。笑」と付け加え、NBAを代表するビッグスター２人の超絶プレーに最大級の賛辞を送っている。

　前回の東京大会で銀メダルだった女子バスケ日本代表（FIBAランク９位）はパリ五輪の予選ラウンドで、現地29日にアメリカ代表（同１位）、８月１日にドイツ代表（同19位）、４日にベルギー代表（同６位）と対戦。初のオリンピック金メダルを目指す。

構成●THE DIGEST編集部

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