現地時間7月30日、パリ五輪の男子バスケットボール予選ラウンド第2戦が行なわれ、日本代表(FIBAランキング26位)は、地元フランス(同9位)に延長の末90-94で惜敗。その約2時間後に行なわれた同グループのドイツ(同3位)vsブラジル(同12位)は、ドイツが86-73でブラジルを下した。
ドイツは第1クォーター、司令塔のデニス・シュルーダーとシューターのアンドレアス・オブスト、途中出場のイザック・ボンガらの活躍で22-10とリード。しかし第2クォーターにブラジルの反撃を受け、40-40の同点で折り返す展開に。
それでも後半はW杯優勝国の実力を見せつけ、一度もリードを許さずに完勝。シュルーダーがゲームハイの20得点、6アシスト、4スティール、フランツ・ヴァグナーが17得点、4スティール、ボンガが15得点、オブストが14得点をマークした。
この結果により、ともに2連勝を飾ったフランスとドイツはグループ上位2位以内が確定し、決勝トーナメント進出が決定。決勝トーナメントントには3つあるグループの上位2チーム(計6チーム)のほか、3位となった3チームのうち成績上位2チームが進むことができる。
日本とブラジルはこのグループ3位の座を懸けて、8月2日の最終戦で激突。トーナメント進出には他グループの3位チームの得失点差も絡んでくるが、まずは勝利が絶対条件となる。無論、同じ立場のブラジルも死に物狂いで臨んでくるだろう。
ブラジルはドイツやフランスのようにNBAのスーパースターこそいないが、敗れた2試合とも途中まで好勝負を演じた実力国。ドイツ戦では25歳の司令塔ヤゴ・サントスが18得点、8アシスト、34歳のヴィトール・ベニテが17得点と躍動した。ほかにも元NBAのブルーノ・カボクロやBリーグのアルバルク東京で活躍するレオナルド・メインデルら、1度波に乗せたら危険な選手が揃っている。
日本はもう一度挑戦者に立ち返り、悲願の1勝を掴み取りたいところだ。
■グループB途中経過
※2試合終了時点。カッコ内は得失点差。★=決勝トーナメント進出決定。
1位 ドイツ/2勝0敗(+33)★
2位 フランス/2勝0敗(+16)★
3位 日本/0勝2敗(-24)
4位 ブラジル/0勝2敗(-25)
■グループA途中経過
※2試合終了時点。カッコ内は得失点差。★=決勝トーナメント進出決定。
1位 カナダ/2勝0敗(+17)★
2位 オーストラリア/1勝1敗(+2)
3位 スペイン/1勝1敗(-5)
4位 ギリシャ/0勝2敗(-14)
■グループC途中経過
※1試合終了時点(第2戦は日本時間8月1日未明)。カッコ内は得失点差。
1位 アメリカ/1勝0敗(+26)
2位 南スーダン/1勝0敗(+11)
3位 プエルトリコ/0勝1敗(-11)
4位 セルビア/0勝1敗(-26)
構成●ダンクシュート編集部
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ドイツは第1クォーター、司令塔のデニス・シュルーダーとシューターのアンドレアス・オブスト、途中出場のイザック・ボンガらの活躍で22-10とリード。しかし第2クォーターにブラジルの反撃を受け、40-40の同点で折り返す展開に。
それでも後半はW杯優勝国の実力を見せつけ、一度もリードを許さずに完勝。シュルーダーがゲームハイの20得点、6アシスト、4スティール、フランツ・ヴァグナーが17得点、4スティール、ボンガが15得点、オブストが14得点をマークした。
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日本はもう一度挑戦者に立ち返り、悲願の1勝を掴み取りたいところだ。
■グループB途中経過
※2試合終了時点。カッコ内は得失点差。★=決勝トーナメント進出決定。
1位 ドイツ/2勝0敗(+33)★
2位 フランス/2勝0敗(+16)★
3位 日本/0勝2敗(-24)
4位 ブラジル/0勝2敗(-25)
■グループA途中経過
※2試合終了時点。カッコ内は得失点差。★=決勝トーナメント進出決定。
1位 カナダ/2勝0敗(+17)★
2位 オーストラリア/1勝1敗(+2)
3位 スペイン/1勝1敗(-5)
4位 ギリシャ/0勝2敗(-14)
■グループC途中経過
※1試合終了時点(第2戦は日本時間8月1日未明)。カッコ内は得失点差。
1位 アメリカ/1勝0敗(+26)
2位 南スーダン/1勝0敗(+11)
3位 プエルトリコ/0勝1敗(-11)
4位 セルビア/0勝1敗(-26)
構成●ダンクシュート編集部
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