パリ五輪

「このチームと4点差だったってマジ?」男子バスケで銀メダル獲得のフランス代表に善戦した日本代表に再脚光【パリ五輪】

THE DIGEST編集部

2024.08.11

アメリカ戦でゲームハイの26得点を決めたウェンバンヤマ。(C) Getty Images

 パリ五輪男子バスケットボール決勝戦が現地8月10日に行なわれ、アメリカ代表(FIBAランキング1位)がフランス代表(同9位)に98-87で勝利し、金メダルを獲得した。

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 開催国として破竹の勢いで決勝まで進出したフランス代表。大会5連覇を狙う絶対王者アメリカ代表にどこまで食らいつけるか、世界中のバスケファンから期待が集まっていた。

 フランスは立ち上がりからヴィクター・ウェンバンヤマの3ポイントやレイアップで一時リードを奪うなど互角の戦いを見せ、15-20で第1Q終了。以降も点差をキープし66-72で最終第4Qに突入した。

 会場の声援も味方につけ、残り3分ほどで5点差に迫ったフランス代表だったが、アメリカ代表の歴代最高シューターのステフィン・カリーに立て続けに長距離砲を沈められてしまい終戦。最後はスーパースターに屈する形となったが、持ちうる最高のパフォーマンスで好ゲームを演じた。

 2大会連続の銀メダルを獲得したフランス代表だが、このチームをグループステージで苦しめたチームのひとつが日本代表だ。日本代表はエースの八村塁を筆頭に接戦を繰り広げ、八村退場後も若手司令塔、河村勇輝が4ポイントプレーなどでリードを奪うなど躍動。残り10秒で84-80と勝利まであと一歩だったが、フランス代表のマシュー・ストラゼルに劇的4ポイントプレーを沈められ同点で延長に。惜しくも敗れたが、優勝候補をあわやグループステージ敗退、というところまで追い込んだ。

 この試合内容から、優勝候補としての実力を疑う声が海外メディアからも上がっていたが、その10日後にはアメリカ代表と互角の戦いを繰り広げたフランス代表。決勝戦を見た日本のファンからは、
「日本に勝ったフランス応援してたけど強かった」
「日本代表、このチームと4点差だったってマジ?」
「フランスってやっぱり強かったんだな」
といった声が上がった。

構成●THE DIGEST編集部

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