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「レブロンの気持ちがわかったよ」新天地のイスラエルで大人気のベバリー「選手やコーチがみんな写真を求めてくるんだ」<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2024.09.05

ベバリー(左)は今夏に移籍したイスラエルで絶大な人気を誇り、「レブロンの気持ちがわかった」という。(C)Getty Images

 昨季、フィラデルフィア・セブンティシクサーズとミルウォーキー・バックスに在籍したパトリック・ベバリーは、今夏に完全フリーエージェントとなり、イスラエルのハポエル・テルアビブと契約を結んだ。

 188㎝・82㎏のガードは2012年から昨季までNBAでプレーし、666試合の出場で平均8.3点、4.1リバウンド、3.4アシスト、1.1スティールをあげ、14、17、20年にはオールディフェンシブチームに選出。タフなディフェンスや熱い闘志、リーダーシップは重宝された一方で、どのチームでも脇役の1人に過ぎず、注目度も決して高くなかった。

 しかし、イスラエルでベバリーはNBAのスーパースターであるレブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)級の人気を誇っているようだ。9月4日に公開された自身のポッドキャスト番組『The Pat Bev Podcast with Rone』にて36歳のベテランは、テルアビブを「パラダイス」と呼び、これまでバスケットボールをプレーした中で最高の場所だと語った。

「レブロンがどんな気持ちかわかったよ。試合が終わると対戦した選手やコーチがみんな写真を求めてくるんだ。俺にブーイングをしたファンも試合後には30人の子どもたちが外で待っていて、みんな写真を撮りたがってるんだ。どの国に行っても同じだよ」
 
 さらにベバリーは次のように続けた。

「今日はベオグラードで親善試合があったけど、50枚くらい写真を撮ったと思う。ユーロカップのようなビッグゲームではないのにね。子どもたちや他のチームの選手たち、コーチたちから『パット、ごめんよ。写真を撮らせてくれ』と言われるのは最高だ。マジでレブロンの気持ちがわかったよ」

 ベバリーはイスラエルのバスケファンの熱量の高さに驚きつつも、アメリカでは味わうことができない経験を楽しんでいる様子だった。

 イスラエルの国内リーグ(Israeli Basketball Premier League)の開幕日は10月24日。過去2シーズン、ハポエル・テルアビブはプレーオフでファイナルまで勝ち進んだものの、57回の国内優勝を誇る絶対王者のマッカビ・テルアビブに敗れている。

 NBAで"ロールプレーヤー"だった男は新天地で"エース"となり、チームを1969年以来6回目の優勝に導くことができるか。

構成●ダンクシュート編集部

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