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NBA

ウェイドが初めてカーメロのプレーを見た時の衝撃を明かす「これまで見たなかでベストな選手だと思った」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2024.09.18

ウェイド(左)は大学時代に初めてカーメロ(右)のプレーを見て、大きな衝撃を受けたという。(C)Getty Images

ウェイド(左)は大学時代に初めてカーメロ(右)のプレーを見て、大きな衝撃を受けたという。(C)Getty Images

 9月13日(日本時間14日、日付は以下同)、ドゥエイン・ウェイド(元マイアミ・ヒートほか)のポッドキャスト番組『The Why with Dwyane Wade』の最新エピソードが公開され、ゲストにカーメロ・アンソニー(元デンバー・ナゲッツほか)が出演した。

 2003年のドラフト1巡目3位でナゲッツから指名されたカーメロ、同5位でヒートから指名されたウェイドは、クリーブランド・キャバリアーズから全体1位指名されたレブロン・ジェームズ(現ロサンゼルス・レイカーズ)とともに同期でトップクラスの実績を残してきたレジェンド。

 番組内ではウェイドがカーメロのプレーを初めて見た2002年の話に。当時マーケット大3年のウェイドは同年11月14日に、カーメロ率いるシラキュース大とメンフィス大の一戦を現地観戦した時のことを次のように語っていた。

「俺は高校の時から評判が良いと聞いていた男のプレーを見ていたんだ。ちょっと嫌ってもいたけど、まあ見てみようってなった。そしたら30点くらい取っていた、それでいて簡単にプレーしているように見えたんだ。

 その時の俺は『なんだよ。こんなヤツ見たことがない』って感じだった。君(カーメロ)は笑いながら、洗練されたプレーでバスケットボールをしていた。これは自分が目にしてきた中でベストなバスケットボールプレーヤーだと思ったね」
 
 カーメロは1年生ながらエースを任され、2003年のNCAAトーナメントではエリート8(準々決勝)から3戦連続で20得点、10リバウンド以上と大暴れ。カンザス大との決勝では20得点、10リバウンド、7アシストとオールラウンドな活躍を見せ、シラキュース大を初優勝へ導き、トーナメントの最優秀選手賞(Most Outstanding Player)に選出されている。

 一方のウェイドはカンザス大に敗れてファイナル4(準決勝)で姿を消したものの、ケンタッキー大とのエリート8で29得点、11リバウンド、11アシストのトリプルダブルを達成した。

 のちにNBAでスターとなった両者だが、カレッジの時点でカーメロのプレーは洗練されていたとウェイドは振り返っていた。

文●秋山裕之(フリーライター)

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