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【NBA】河村勇輝が堂々のプレシーズンデビュー!出場9分間で3P含む5得点、3アシストとゲームを指揮<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2024.10.08

非公式とはいえNBAのデビュー戦で堂々のプレーを見せた河村。躍動する背番号17に味方も声援を送った。(C)Getty Images

 河村勇輝が堂々のNBA"プレシーズン"デビューを飾った。

 現地時間10月7日、メンフィス・グリズリーズは開幕前のプレシーズンゲームでダラス・マーベリックスと対戦。グリズリーズとエグジビット10契約を結ぶ河村は、第4クォーター残り9分16秒からコートに立ち、3ポイント1本を含む5得点、3アシストを記録した。

 グリズリーズはハムストリングを負傷しているジャレン・ジャクソンJr.ら一部の故障者を除き、フルメンバーで敵地ダラスに乗り込んだ。第3クォーターまではエースガードのジャ・モラントやデズモンド・ベインら、本来のローテーションメンバーが試合を作るなか、河村は1点ビハインドの残り9分16秒にコートイン。

 するとわずか34秒後の8分42秒、いきなりチャンスが巡ってくる。味方のドライブに合わせて左コーナーに走り込んだ河村は、ボールを受けると迷わず3ポイントを試投。このファーストショットが見事に決まり逆転すると、すぐそばの味方ベンチは総立ちで日本人ルーキーの初得点を称えた。
 
 河村はその後、ターンオーバーこそあったものの、司令塔として冷静に自身の役割を遂行。ドライブから獲得したフリースローを2本沈めたほか、持ち前の視野の広さとパスセンスを発揮し味方のダンクや3ポイントをお膳立てするなど、3アシストをマークした。

 出場時間帯の得失点差(+/-)で+6を記録した河村の貢献もあり、グリズリーズは121-116でプレシーズン白星発進。今後は10日(日本時間11日)にホームで行なわれるシャーロット・ホーネッツ戦を含め4試合が行なわれ、22日のリーグ開幕を前に、現在の20人から18人(本契約15人+2WAY契約3人)にメンバーが絞られる。

 172cmの司令塔のさらなるアピールに期待だ。

構成●ダンクシュート編集部

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