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河村勇輝は「ジャパニーズチョコレート」とグリズリーズレジェンドが絶賛。2試合連続アシストでゲームハイ、華麗なノールックパスがNBAの“魔術師”を彷彿

THE DIGEST編集部

2024.10.16

華麗なパスでチームに貢献する河村(中央)。(C)Getty Images

 NBAメンフィス・グリズリーズと「エグジビット10」契約を結んでいる河村勇輝は現地10月14日、プレシーズン4試合目となる敵地インディアナ・ペイサーズ戦に25分出場し、10得点7アシスト1リバウンド1スティールの活躍を見せた。初の2桁得点、そしてアシスト数で2試合連続ゲームハイと着実に結果を残している河村にチームのレジェンドも称賛を送った。

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 第1Q残り6分でコートに立った河村は残り1分36秒には3ポイントシュートを決めた。これはFIBAルールよりもさらに50センチほどリングから遠いNBAの3ポイントラインのさらに数十センチ離れた位置から放たれたものだった。

 その後もパスで味方のオープンシュートを演出するなどチームに貢献。残り38秒にはフェイクでディフェンスのミスを誘いゴール下のザック・イディーへの華麗なノールックパスでアシストも記録した。第2Q、第3Qに途中出場、第4Qでは開始から出場した河村はミスからボールを失う場面もあったものの、3ポイントシュートを計3/7で沈めるなど印象的な活躍を見せた。

 地元メディア『Grind City Media』の公式YouTubeチャンネルは現地15日に同メディアの番組『Chris Vernon Show』を公開。現役時代にグリズリーズで6度のオールディフェンシブチームに選出され、同チームでの永久欠番も決まっているトニー・アレンが河村のノールックパスなどのハイライトを見ながら「これはクレイジーだ。どうやって見ていたんだ?」「良い感覚を持っていてゲームを理解している。3番手のポイントガードでも良いんじゃない?」と絶賛した。

 そして、現役時代グリズリーズでアレンとともにプレーした経験もあるNBA史上最高のファンタジスタのひとり、ジェイソン・ウィリアムズの異名「ホワイトチョコレート」をもじって「ジャパニーズチョコレート」と河村にニックネームを付けた。

 持ち前のパスセンスを遺憾なく発揮している河村。"魔術師"とも呼ばれたレジェンド同様にプレーで観客を魅了し、リーグに新しい風を吹かせてくれることに期待したい。

構成●THE DIGEST編集部

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