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河村勇輝は3試合連続出場ならず。モラント欠場のグリズリーズはホームでブルズに逆転負け<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2024.10.29

グリズリーズは敗戦。河村も不出場に終わった。(C)Getty Images

 現地時間10月28日、河村勇輝が所属するメンフィス・グリズリーズはホームのフェデックス・フォーラムでシカゴ・ブルズと対戦。123-126で敗れ、河村も出場機会なしに終わった。

 この日のグリズリーズはエースのジャ・モラントが欠場。先発はマーカス・スマート、デズモンド・ベイン、サンティ・アルダマ、ジャレン・ジャクソンJr.、ザック・イディーの5人が並んだ。

 試合開始から8連続得点を含む12-3の好スタートを切ったグリズリーズは、26歳のベインが絶好調。第1クォーターに14得点、第2クォーターも残り1分半だけで3連続3ポイントを決めて9得点を稼ぎ、前半だけで23得点。68-54とリードして折り返す原動力となった。

 しかし後半はブルズのザック・ラビーン、コビー・ホワイト、アヨ・ドスンム、ジェイレン・スミスらに立て続けに得点を許す我慢の時間帯。7点差に迫られて迎えた第4クォーター残り7分にはラビーンの連続3ポイントで逆転を許すと、流れは一気にブルズへ。最後はベインが同点の3ポイントを狙ったが、リングに嫌われ無念の逆転負けとなった。
 
 連勝を逃し今季2勝2敗としたグリズリーズは、ベインが6本の3ポイントを含む30得点、7リバウンド、ジャクソンJr.が19得点、3ブロック、ベンチからジェイク・ラレイビアが17得点、9リバウンド、スコッティ・ピッペンJr.が14得点、10アシストをマーク。しかしブルズに球団タイ記録となる25本もの3ポイントを献上し、終盤は攻撃面でもエース不在が響いた。

 接戦の展開となったことで、過去2試合に出場した河村も出番なし。この日の試合前からGリーグのキャンプがスタートし、今後は傘下のメンフィス・ハッスルと兼用で活動していくことが予想される。

 ホーム4連戦の2試合を終えたグリズリーズは次戦30日(日本時間31日)と31日(同11月1日)、ブルックリン・ネッツ、ミルウォーキー・バックスと対戦する。河村の出場、そしてNBA初得点は見られるか、引き続き注目だ。

構成●ダンクシュート編集部