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NBA4試合目の出場の河村勇輝にまたも大歓声!グリズリーズはモラントの活躍でバックスに快勝<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2024.11.01

NBA4試合目の出場を果たした河村。初得点はならなかったが、再び大歓声を浴びた。(C)Getty Images

 現地時間10月31日、河村勇輝が所属するメンフィス・グリズリーズはホームのフェデックス・フォーラムでミルウォーキー・バックスと対戦し122-99で快勝。河村は終盤の約3分間プレーしNBA4試合目の出場を果たしたが、初得点はお預けとなった。

 この日のグリズリーズは前戦で負傷したデズモンド・ベインとマーカス・スマートが欠場。ジャ・モラント、サンティ・アルダマ、ジャレン・ジャクソンJr.、ザック・イディーにルーキーのジェイレン・ウェルズが先発に並んだ。

 立ち上がりからモラントが10得点、4アシスト、スコッティ・ピッペンJr.が13得点とガード陣が牽引したグリズリーズは第1クォーターを40-24と圧倒。第2クォーターはバックスも反撃に出るが、モラントがコートに座り込んだ状態からアリウープパスを繰り出すスーパープレーで流れを呼び込む。

 ここから自らの得点にアシストを連発したエースに導かれ、70-48と大量リードを奪って折り返しとなった。
 
 河村の出番が訪れたのは、グリズリーズの21点リードで勝利が決定的となった第4クォーター残り2分55秒。背番号17が出場の準備を始めると、アリーナからは地元ファンの歓声があふれた。

 河村は3番手ポイントガードとして堅実にプレーメークを遂行。ボールを持つたびに歓声が大きくなるなか、残り1分21秒にはイディーとのスクリーンプレーから3ポイントを狙ったが、惜しくもリングに弾かれた。直後には華麗なビハインド・バックパスでも観衆を沸かせ、ゲームを締めくくった。

 大勝で今季3勝3敗としたグリズリーズは、モラントが26得点、10リバウンド、14アシストでトリプルダブルを達成。アルダマが19得点、9リバウンド、ウェルズとピッペンJr.が16得点をあげるなど、計7人が2桁得点を奪う全員バスケで連敗をストップした。

 一方のバックスは主砲ヤニス・アデトクンボが37得点、11リバウンドをあげるも、デイミアン・リラードはわずか4得点と沈黙。4連敗で今季1勝4敗と不振に喘いでいる。

 ホーム4連戦を終えたグリズリーズは次戦11月2日(日本時間3日)、敵地でフィラデルフィア・76ersと対戦する。河村の出場、そしてNBA初得点は見られるか、引き続き注目だ。

構成●ダンクシュート編集部
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