NBAでは選手たちの移籍が当然のように起こるもの。ひとつのチームで長い年数を過ごすことができるのは、ごく一部のプレーヤーのみだ。
今夏にデンバー・ナゲッツからオーランド・マジックへ移籍したケンテイビアス・コールドウェル・ポープは、12年のNBAキャリアの中にのおいて5球団でプレー。2013年にデトロイト・ピストンズでプロ生活をスタートさせ、2017年にロサンゼルス・レイカーズへ、2021-22シーズンに1年だけワシントン・ウィザーズへ、翌年からはナゲッツへ、そして今オフにマジックと渡り歩いている。
そのなかでコールドウェル・ポープは、レイカーズ時代の2020年、そしてナゲッツ時代の2023年にリーグ制覇を経験。とりわけフランチャイズ史上初優勝を飾ったナゲッツでの出来事は、今でも鮮明に記憶に残っているようだ。現地時間11月1日(日本時間2日、日付は以下同)に米メディア『Andscape』のインタビューで、31歳の3&Dはデンバーでのチャンピオンシップ獲得についてこう回想している。
「僕は40何年(実際にはNBA参入後47年)で初優勝を飾ったチームの一員になった。その当時いた選手たちはみんな、これからもずっとチャンピオンシップを勝ち獲ったメンバーとなって歴史に刻まれる。それがありがたいことだし、僕はそのチームで重要な役割を担った選手の1人だったんだから、感謝しているよ」
コールドウェル・ポープがそう話したとおり、ニコラ・ヨキッチやジャマール・マレー、アーロン・ゴードン、マイケル・ポーターJr.らとともに、ナゲッツで先発陣の一角を務めたベテランウイングは、球団初優勝時のスターターとして、ファンの記憶に残り続けることだろう。
マジックへ移籍したことでNBAキャリアの新たなチャプターへ進んだものの、コールドウェル・ポープが残してきた実績がチーム退団によって剥奪されるわけではない。
今はただ前を向き、若手揃いのマジックでリーダーシップと経験を持ち込み、プレーオフを勝ち進む真の強豪へ飛躍する手助けをしてほしいところだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
【画像】NBA最強の選手は誰だ?識者8人が選んだ21世紀の「ベストプレーヤートップ10」を厳選ショットで紹介!
今夏にデンバー・ナゲッツからオーランド・マジックへ移籍したケンテイビアス・コールドウェル・ポープは、12年のNBAキャリアの中にのおいて5球団でプレー。2013年にデトロイト・ピストンズでプロ生活をスタートさせ、2017年にロサンゼルス・レイカーズへ、2021-22シーズンに1年だけワシントン・ウィザーズへ、翌年からはナゲッツへ、そして今オフにマジックと渡り歩いている。
そのなかでコールドウェル・ポープは、レイカーズ時代の2020年、そしてナゲッツ時代の2023年にリーグ制覇を経験。とりわけフランチャイズ史上初優勝を飾ったナゲッツでの出来事は、今でも鮮明に記憶に残っているようだ。現地時間11月1日(日本時間2日、日付は以下同)に米メディア『Andscape』のインタビューで、31歳の3&Dはデンバーでのチャンピオンシップ獲得についてこう回想している。
「僕は40何年(実際にはNBA参入後47年)で初優勝を飾ったチームの一員になった。その当時いた選手たちはみんな、これからもずっとチャンピオンシップを勝ち獲ったメンバーとなって歴史に刻まれる。それがありがたいことだし、僕はそのチームで重要な役割を担った選手の1人だったんだから、感謝しているよ」
コールドウェル・ポープがそう話したとおり、ニコラ・ヨキッチやジャマール・マレー、アーロン・ゴードン、マイケル・ポーターJr.らとともに、ナゲッツで先発陣の一角を務めたベテランウイングは、球団初優勝時のスターターとして、ファンの記憶に残り続けることだろう。
マジックへ移籍したことでNBAキャリアの新たなチャプターへ進んだものの、コールドウェル・ポープが残してきた実績がチーム退団によって剥奪されるわけではない。
今はただ前を向き、若手揃いのマジックでリーダーシップと経験を持ち込み、プレーオフを勝ち進む真の強豪へ飛躍する手助けをしてほしいところだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
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