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河村勇輝が今季最長の出場時間で3得点&キャリアハイの4アシスト!ボールを持つたび大歓声、次戦は八村塁擁するレイカーズとの日本人対決<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2024.11.11

グリズリーズが大量リードを奪ったこともあり、河村は今季最長となる7分57秒のプレータイムを獲得した。(C)Getty Images

 現地時間11月10日(日本時間11日、日付は以下同)、メンフィス・グリズリーズは敵地モーダ・センターでポートランド・トレイルブレイザーズと対戦。134-89で快勝し、今季成績を7勝4敗(勝率63.6%)とした。

 ジャ・モラントやデズモンド・ベイン、マーカス・スマートら主力に故障者が相次いでいるグリズリーズは、スコッティ・ピッペンJr.、ジェイレン・ウェルズ、サンティ・アルダマ、ジャレン・ジャクソンJr.、ブランドン・クラークが先発出場。対するブレイザーズはアンファニー・サイモンズ、シェイドン・シャープ、トゥマニ・カマラ、ジェレミー・グラント、ディアンドレ・エイトンがスターティングラインナップに並んだ。

 飛車角落ちで苦戦が予想されたグリズリーズだが、第1クォーターから31-17の好スタート。ジャクソンJr.やアルダマ、ベンチからジェイク・ラレイビアらが得点を稼ぎ、前半を終えて64-44と20点のリードを奪った。
 
 後半に入っても勢いは衰えず、第3クォーターを終えて106-68と大量38点リード。このような展開になると、日本のファンとして期待するのは河村勇輝の出場だ。

 114-77のスコアで迎えた第4クォーター残り7分57秒、コーチに呼ばれた河村は、いつも通り一礼してコートへ。ボールを持つたび歓声が上がるなか、ポイントガードとしてジェイ・ハフやジョン・コンチャーの得点をお膳立てしアシストを記録しただけでなく、幾度となく鋭いパスを繰り出し会場を沸かせた。

 残り4分32秒にはトランジションからジャバリ・ウォーカーのファウルを誘い、フリースローを獲得して2本中1本成功。さらには残り41秒、ターンアラウンドからフェイダウェイ気味のジャンパーを沈めると、ベンチも大盛り上がりを見せた。

 最終的なスタッツは、7分57秒のプレータイムで3得点(フィールドゴール1/3、3ポイント0/2、フリースロー1/2)、4アシスト。これで3試合連続、今季8試合目の出場となったほか、プレータイムは今季最長、アシストは自己ベスト、加えて3試合連続得点をマークした。

 ロード3連戦の初戦を終えたグリズリーズ。次戦は中2日空いて13日、敵地クリプトドットコム・アリーナで八村塁が所属するロサンゼルス・レイカーズと対戦する。6日の前回対戦時は八村が体調不良で欠場しただけに、今度こそ日本人対決が実現するか注目だ。

構成●ダンクシュート編集部

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