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【NBA】八村塁、復帰戦でダンク&3P各2発の10得点。レイカーズは天敵ナゲッツに封じ込められ2連敗<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2024.11.24

5試合ぶりに復帰した八村。チームは敗れたが、豪快なダンクで沸かせた。(C)Getty Images

 現地時間11月23日、ロサンゼルス・レイカーズはホームのクリプトドットコム・アリーナでデンバー・ナゲッツと対戦し102-127で敗戦。5試合ぶりに復帰した八村塁は10得点、2リバウンド、3アシストをマークした。

 レイカーズはオースティン・リーブス、キャム・レディッシュ、レブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビスの4人に、八村が先発に復帰。立ち上がりからナゲッツに先手を取られるなか、開始2分過ぎにダンクで初得点をあげる。

 試合はここからシーソーゲームとなり、第1クォーターは31-27でナゲッツがリードで終えるが、第2クォーターはレイカーズが開始1分半から約2分の間に17-2のランで逆転に成功する。ベンチに下がっていた八村は前半残り6分54秒にコートへ戻り、4分21秒に3ポイントをヒット。63-57とレイカーズが6点をリードして折り返した。

 良い形で前半を終えたかと思われたレイカーズだが、この日はレブロンを筆頭にミスが多く攻守が噛み合わない。後半は出だしから13-3のランを喰らって早々に逆転を許すと、第3クォーターの12分間を37-15と圧倒され主導権を握られる。
 
 16点差で迎えた第4クォーターも、開始からナゲッツの9-2のランでこの試合最大の23点差に。直後からレブロンの3点プレー、レブロンのスティールから速攻で八村のダンク、さらに八村の3ポイントと反撃に出たが、ベンチで休んでいたニコラ・ヨキッチが戻ったとたんに再び差が開き、そのままナゲッツが快勝した。

 2試合ぶりに勝利したナゲッツはヨキッチが34得点、13リバウンド、8アシストといつも通りのハイパフォーマンス。マイケル・ポーターJr.が24得点、11リバウンド、ベンチからラッセル・ウエストブルックが14得点、7リバウンド、11アシストと躍動し、今季成績をウエスタン・カンファレンス5位の9勝6敗とした。

 一方、痛恨の逆転負けを喫した前戦に続き2連敗となったレイカーズは、リーブスが19得点、6アシストでチーム最多。レブロンは18得点、7アシスト、3スティールも6ターンオーバー、デイビスは今季9回目のダブルダブル(14得点、10リバウンド)を記録したが、得点はシーズン最少と攻守でヨキッチに軍配が上がった。

 八村はダンクと3ポイントを2本ずつ決めて10得点(フィールドゴール4/7、3ポイント2/4)、2リバウンド、3アシスト、1スティールの成績。故障明けのためか22分27秒と控えめなプレータイムにとどまったものの、守備でもヨキッチやポーターJr.相手に身体を張り、個人としては及第点の復帰戦となった。

 10勝6敗でウエスト5位のレイカーズは次戦26日(日本時間27日)、5連敗中のフェニックス・サンズと敵地で対戦する。

構成●ダンクシュート編集部
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