現地時間11月22日、デンバー・ナゲッツは本拠地ボール・アリーナで行なわれたダラス・マーベリックス戦を120-123で落としたことで、NBAカップ(旧インシーズン・トーナメント)のウエスタン・カンファレンス・グループCで1勝2敗と負け越した。
それでも、この試合で個人的な理由のため3戦連続で欠場していたニコラ・ヨキッチが待望の復帰。第二子誕生に立ち会った29歳のビッグマンは、39分28秒の出場でゲームハイの33得点、17リバウンドに10アシストのトリプルダブルをマークした。
さらにマイケル・ポーターJr.が17得点、5リバウンド、5アシスト、クリスチャン・ブラウンが17得点、5リバウンド、ラッセル・ウエストブルックが16得点、4アシスト、2スティール、ペイトン・ワトソンが15得点、5リバウンド、3ブロック、ジャマール・マレーが14得点、5リバウンド、3ブロックに両チーム最多の11アシストを記録。バランスの良いオフェンスを展開した。
ヨキッチ不在の3試合を1勝2敗で乗り切ったナゲッツ。敗れた試合はいずれも95得点未満だったことからも、オールラウンドな活躍が計算できるMVPビッグマンの存在が大きかったことは明らかだった。
「ニコラが戻ってきたことで、多くの選手たちが息を吹き返したと思う。彼らはスーパーマンが勝利へ導いてくれると期待していたが、それはフェアじゃない。それぞれが自分たちに与えられた仕事をこなさないといけない。今夜ニコラは間違いなく、どうして世界最高の選手なのかを見せつけた。1週間、3試合を欠場した後にコートへ立ってトリプルダブルを残したんだ」
マイケル・マローンHC(ヘッドコーチ)は、ヨキッチのプレーをそう称賛し復帰を歓迎。大黒柱の帰還で勢いづいたか、翌23日のロサンゼルス・レイカーズ戦は127-102で快勝を収めた。
この勝利により、ナゲッツの今季成績はカンファレンス6位の9勝6敗(勝率60.0%)。今季もウエストは序盤から大混戦で、首位を走るゴールデンステイト・ウォリアーズとオクラホマシティ・サンダー(ともに12勝4敗/勝率75.0%)から11位のミネソタ・ティンバーウルブズ(8勝8敗/勝率50.0%)までが勝率5割を超え、4.0ゲーム差以内でひしめき合っている。
頼れる主砲のカムバックでメンバーが揃ったナゲッツが、ここから混戦を抜け出すことができるか注目だ。
文●秋山裕之(フリーライター)
【画像】NBA最強の選手は誰だ?識者8人が選んだ21世紀の「ベストプレーヤートップ10」を厳選ショットで紹介!
それでも、この試合で個人的な理由のため3戦連続で欠場していたニコラ・ヨキッチが待望の復帰。第二子誕生に立ち会った29歳のビッグマンは、39分28秒の出場でゲームハイの33得点、17リバウンドに10アシストのトリプルダブルをマークした。
さらにマイケル・ポーターJr.が17得点、5リバウンド、5アシスト、クリスチャン・ブラウンが17得点、5リバウンド、ラッセル・ウエストブルックが16得点、4アシスト、2スティール、ペイトン・ワトソンが15得点、5リバウンド、3ブロック、ジャマール・マレーが14得点、5リバウンド、3ブロックに両チーム最多の11アシストを記録。バランスの良いオフェンスを展開した。
ヨキッチ不在の3試合を1勝2敗で乗り切ったナゲッツ。敗れた試合はいずれも95得点未満だったことからも、オールラウンドな活躍が計算できるMVPビッグマンの存在が大きかったことは明らかだった。
「ニコラが戻ってきたことで、多くの選手たちが息を吹き返したと思う。彼らはスーパーマンが勝利へ導いてくれると期待していたが、それはフェアじゃない。それぞれが自分たちに与えられた仕事をこなさないといけない。今夜ニコラは間違いなく、どうして世界最高の選手なのかを見せつけた。1週間、3試合を欠場した後にコートへ立ってトリプルダブルを残したんだ」
マイケル・マローンHC(ヘッドコーチ)は、ヨキッチのプレーをそう称賛し復帰を歓迎。大黒柱の帰還で勢いづいたか、翌23日のロサンゼルス・レイカーズ戦は127-102で快勝を収めた。
この勝利により、ナゲッツの今季成績はカンファレンス6位の9勝6敗(勝率60.0%)。今季もウエストは序盤から大混戦で、首位を走るゴールデンステイト・ウォリアーズとオクラホマシティ・サンダー(ともに12勝4敗/勝率75.0%)から11位のミネソタ・ティンバーウルブズ(8勝8敗/勝率50.0%)までが勝率5割を超え、4.0ゲーム差以内でひしめき合っている。
頼れる主砲のカムバックでメンバーが揃ったナゲッツが、ここから混戦を抜け出すことができるか注目だ。
文●秋山裕之(フリーライター)
【画像】NBA最強の選手は誰だ?識者8人が選んだ21世紀の「ベストプレーヤートップ10」を厳選ショットで紹介!
関連記事
- 練習に参加したのは試合前の3日間のみ、嘘をついてトレーニングを欠席…。少年時代は“サボり魔”だったヨキッチ<DUNKSHOOT>
- 「ヨキッチとドンチッチを組ませることを描いていた」。元ナゲッツ番記者が2018年ドラフトでチームが計画していたトレード話を明かす<DUNKSHOOT>
- サンダーに今季初黒星を見舞ったナゲッツ。指揮官がウエストブルックの働きを絶賛「我々が求めることを率先してやろうとしてくれる」<DUNKSHOOT>
- 「優勝メンバーとして歴史に刻まれ、感謝している」KCPがナゲッツの球団初優勝を回想<DUNKSHOOT>
- 「凄さを表現する言葉がなくなりつつある」“無双モード”のヨキッチに指揮官が脱帽「シンプルに彼こそが世界最高の選手」<DUNKSHOOT>