現地時間11月23日、デンバー・ナゲッツは敵地クリプトドットコム・アリーナでロサンゼルス・レイカーズと対戦。127-102で快勝を収め、今季成績をウエスタン・カンファレンス6位の9勝6敗(勝率60.0%)とした。
2連戦の2日目だったナゲッツは、前半終了時点で6点を追う展開だったものの、迎えた後半に70-39と一気に試合をひっくり返し完勝。
ニコラ・ヨキッチがゲームハイの34得点、13リバウンドに8アシスト、2スティールをマークしたほか、マイケル・ポーターJr.が24得点、11リバウンド、4アシスト、クリスチャン・ブラウンが16得点、ラッセル・ウエストブルックが14得点、7リバウンド、11アシスト、ジャマール・マレーが14得点、5リバウンド、5アシスト、ペイトン・ワトソンが11得点、5リバウンドを記録し白星に貢献した。
また、この試合に勝利したことで、マイケル・マローンHC(ヘッドコーチ)はナゲッツの指揮官としてレギュラーシーズン通算433勝(301敗/勝率59.0%)となり、ダグ・モー(432勝357敗/勝率54.8%)を抜いてフランチャイズ史上最多勝コーチへ浮上。
就任10シーズン目はサンアントニオ・スパーズのグレッグ・ポポビッチ(29シーズン)、マイアミ・ヒートのエリック・スポールストラ(17シーズン)、ゴールデンステイト・ウォリアーズのスティーブ・カー(11シーズン)に次いで現役4番目の長さだ。
2015-16シーズンに就任したマローンHCは、同期入団のヨキッチを筆頭にマレー、アーロン・ゴードン、ポーターJr.といったコアメンバーを束ねてプレーオフ常連チームを作り上げ、2023年には球団初優勝を達成。6年連続のプレーオフ出場は、マローンHCの功績のひとつでもあるが、53歳の指揮官は謙虚な姿勢を貫いていた。
「(オーナーグループの)クロンキ・ファミリーのスタンとジョシュと一緒にこの仕事ができて、私は本当に幸運だった。彼らは私と家族に対しても素晴らしい。今の私がこのことを表現する上でベストだと思うのは、信じることが大きな力になるということ。彼らが私を信じ続けてくれたことを、私は決して軽く考えたりはしない」
そして「当然、このリーグでコーチを続けるには選手たちの力が必要だ。私はニコラ・ヨキッチのような申し分ない選手をコーチするチャンスを掴んだ。彼が日々私の仕事を楽にしてくれているよ」と、ヨキッチも称えていた。
2019年のトロント・ラプターズ以降、NBAでは毎年異なるチームが王座に就く群雄割拠が続いている。そのリーグでナゲッツは再びチャンピオンシップを獲得すべく、日々奮闘を続けている。
文●秋山裕之(フリーライター)
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2連戦の2日目だったナゲッツは、前半終了時点で6点を追う展開だったものの、迎えた後半に70-39と一気に試合をひっくり返し完勝。
ニコラ・ヨキッチがゲームハイの34得点、13リバウンドに8アシスト、2スティールをマークしたほか、マイケル・ポーターJr.が24得点、11リバウンド、4アシスト、クリスチャン・ブラウンが16得点、ラッセル・ウエストブルックが14得点、7リバウンド、11アシスト、ジャマール・マレーが14得点、5リバウンド、5アシスト、ペイトン・ワトソンが11得点、5リバウンドを記録し白星に貢献した。
また、この試合に勝利したことで、マイケル・マローンHC(ヘッドコーチ)はナゲッツの指揮官としてレギュラーシーズン通算433勝(301敗/勝率59.0%)となり、ダグ・モー(432勝357敗/勝率54.8%)を抜いてフランチャイズ史上最多勝コーチへ浮上。
就任10シーズン目はサンアントニオ・スパーズのグレッグ・ポポビッチ(29シーズン)、マイアミ・ヒートのエリック・スポールストラ(17シーズン)、ゴールデンステイト・ウォリアーズのスティーブ・カー(11シーズン)に次いで現役4番目の長さだ。
2015-16シーズンに就任したマローンHCは、同期入団のヨキッチを筆頭にマレー、アーロン・ゴードン、ポーターJr.といったコアメンバーを束ねてプレーオフ常連チームを作り上げ、2023年には球団初優勝を達成。6年連続のプレーオフ出場は、マローンHCの功績のひとつでもあるが、53歳の指揮官は謙虚な姿勢を貫いていた。
「(オーナーグループの)クロンキ・ファミリーのスタンとジョシュと一緒にこの仕事ができて、私は本当に幸運だった。彼らは私と家族に対しても素晴らしい。今の私がこのことを表現する上でベストだと思うのは、信じることが大きな力になるということ。彼らが私を信じ続けてくれたことを、私は決して軽く考えたりはしない」
そして「当然、このリーグでコーチを続けるには選手たちの力が必要だ。私はニコラ・ヨキッチのような申し分ない選手をコーチするチャンスを掴んだ。彼が日々私の仕事を楽にしてくれているよ」と、ヨキッチも称えていた。
2019年のトロント・ラプターズ以降、NBAでは毎年異なるチームが王座に就く群雄割拠が続いている。そのリーグでナゲッツは再びチャンピオンシップを獲得すべく、日々奮闘を続けている。
文●秋山裕之(フリーライター)
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