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【NBA】グリズリーズ強し!王者セルティックスとの熱戦を制してウエスト2位キープ。モラントが32得点、河村勇輝は出番無し<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2024.12.08

後半のスーパーダンクを含む32得点、9アシストの活躍でグリズリーズを勝利に導いたモラント。(C)Getty Images

 現地時間12月7日、メンフィス・グリズリーズは敵地TDガーデンで昨季王者ボストン・セルティックスと対戦。127-121で勝利を収め、2連勝を飾った。遠征に同行している河村勇輝はベンチ入りしたものの、2戦連続で出場なしに終わった。

 グリズリーズはジャ・モラント、デズモンド・ベイン、ジェイレン・ウェルズ、ジャレン・ジャクソンJr.、ブランドン・クラークが先発。セルティックスはドリュー・ホリデー、デリック・ホワイト、ジェイレン・ブラウン、ジェイソン・テイタム、クリスタプス・ポルジンギスの5人で臨んだ。

 立ち上がり、グリズリーズは2日連戦のセルティックスに対し18-10の好スタート。セルティックスも持ち味の3ポイントを積極的に放ちリズムを掴んでいくが、グリズリーズはベンチ陣の働きもあって逆転を許さず。

 31-27と4点リードで迎えた第2クォーターもモラントを起点にジャクソンJr.、クラークらインサイド陣が高確率に得点を重ね、66-54とリードを広げて折り返した。
 
 後半、モラントによるダブルクラッチ・リバースダンクというスーパープレーが飛び出し、流れが一気にグリズリーズに傾くかと思われたが、王者セルティックスも動じない。直後からテイタムの3ポイント、さらにポルジンギスとテイタムの連続3点プレーで反撃に転じると、第3クォーター残り1分37秒には好調ペイトン・プリチャードの3ポイントが決まって2点差に。

 その後は一時ベンチに下がっていたモラントの連続3ポイントで再びリードを広げたグリズリーズだが、セルティックスの勢いは止まらず。5点差で迎えた第4クォーター、ブラウンとプリチャードの連続3ポイントで一気に逆転に成功する。

 終盤は両軍の主軸が点を取り合うなか、再びリードを奪ったグリズリーズが残り1分44秒に9点差をつけて優勢に。最後は相手の追い上げを振り切り、熱戦を制した。

 直近9試合で8勝をあげ、今季16勝8敗としたグリズリーズは、モラントが今季最多の32得点、9リバウンド、9アシスト、ジャクソンJr.が27得点、9リバウンド、3スティール、4ブロックと躍動。クラークが18得点、8リバウンド、ベインが14得点をあげて勝利に貢献した。

 一方のセルティックスはホリデーが23得点、ブラウンが22得点、プリチャードもベンチから6本の3ポイントを含む22得点をあげたが、連戦の疲労は否めず。チーム全体で60本もの3ポイントを放ったが成功率は30%(18本成功)にとどまり、今季5敗目(19勝)を喫した。

 ウエスタン・カンファレンス2位タイと好調を維持するグリズリーズの次戦は明日8日(日本時間9日)、敵地でリーグ最下位のワシントン・ウィザーズと対戦する。

構成●ダンクシュート編集部
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