ダラス・マーベリックスのルカ・ドンチッチは、現代のNBAを代表するスコアラーの1人だ。その実力は誰もが認めるところだが、ドレイモンド・グリーン(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)は、ドンチッチの同僚であるカイリー・アービングの方が守りづらいと考えているようだ。
2018年のドラフト全体3位指名でNBA入りしたドンチッチは新人王に始まり、2019-20シーズンから5年連続でオールNBA1stチーム&オールスター選出、昨季は平均33.9点で自身初の得点王に輝いた。
決して運動能力に恵まれているわけではないが、サイズや緩急、高いバスケットボールIQを武器に、通算トリプルダブル回数で歴代7位(80回)を記録するなど、オールラウンドなプレーが特徴だ。
今季もここまで20試合に出場して平均28.9点(リーグ5位)、8.6リバウンド(同22位)、8.2アシスト(同8位)、2.1スティール(同2位)、3ポイント成功率35.5%の好成績を残している。
2017年に最優秀守備選手賞に輝き、オールディフェンシブ1stチーム選出4回、オールディフェンシブ2ndチーム選出4回を誇る守備職人のグリーンは、自身がホストを務めるポッドキャスト番組『The Draymond Green Show』で、ドンチッチの凄みについて語った。
「ルカは身長203cm(公称は198cm)あって大きいし、マッチアップ相手を上から見て素晴らしいパスを出せることに人々は気づいてない。(ルカの)バスケットへのドライブに対して過剰反応してしまうんだ。サイズがある上に、そこからステップバックしてくるからね」
そして、グリーンはドンチッチと、マブズの同僚であるカイリー・アービングを比較。「彼らはいつでも得点が取れる。クレイジーに聞こえるかもしれないが、おそらくルカはカイリーよりもオフェンスで欠けている部分がある」と見解を述べた。
「ルカはこれまで見てきた選手の中で最もスキルが高く、ベストプレーヤーの1人だ。ルカがシュートが上手いのはみんな知っている。ただ、ルカはカイリーほどキャッチ&シュートが上手くない。カイリーにはオフェンスの欠点がないんだ。カイリーはより危険な選手だ。どこからでもゴールを射抜くことができる。クレイジーだよ」
アービングは今季、キャッチ&シュートからチーム2位の88得点(フィールドゴール成功率42.3%)をマーク。ドンチッチは同5位の57得点(フィールドゴール成功率43.5%)となっている。
これまで多くのスター選手たちとマッチアップしてきたグリーンにとっては、ドンチッチよりもアービングの方が少なからず守りづらい部分があるようだ。
構成●ダンクシュート編集部
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決して運動能力に恵まれているわけではないが、サイズや緩急、高いバスケットボールIQを武器に、通算トリプルダブル回数で歴代7位(80回)を記録するなど、オールラウンドなプレーが特徴だ。
今季もここまで20試合に出場して平均28.9点(リーグ5位)、8.6リバウンド(同22位)、8.2アシスト(同8位)、2.1スティール(同2位)、3ポイント成功率35.5%の好成績を残している。
2017年に最優秀守備選手賞に輝き、オールディフェンシブ1stチーム選出4回、オールディフェンシブ2ndチーム選出4回を誇る守備職人のグリーンは、自身がホストを務めるポッドキャスト番組『The Draymond Green Show』で、ドンチッチの凄みについて語った。
「ルカは身長203cm(公称は198cm)あって大きいし、マッチアップ相手を上から見て素晴らしいパスを出せることに人々は気づいてない。(ルカの)バスケットへのドライブに対して過剰反応してしまうんだ。サイズがある上に、そこからステップバックしてくるからね」
そして、グリーンはドンチッチと、マブズの同僚であるカイリー・アービングを比較。「彼らはいつでも得点が取れる。クレイジーに聞こえるかもしれないが、おそらくルカはカイリーよりもオフェンスで欠けている部分がある」と見解を述べた。
「ルカはこれまで見てきた選手の中で最もスキルが高く、ベストプレーヤーの1人だ。ルカがシュートが上手いのはみんな知っている。ただ、ルカはカイリーほどキャッチ&シュートが上手くない。カイリーにはオフェンスの欠点がないんだ。カイリーはより危険な選手だ。どこからでもゴールを射抜くことができる。クレイジーだよ」
アービングは今季、キャッチ&シュートからチーム2位の88得点(フィールドゴール成功率42.3%)をマーク。ドンチッチは同5位の57得点(フィールドゴール成功率43.5%)となっている。
これまで多くのスター選手たちとマッチアップしてきたグリーンにとっては、ドンチッチよりもアービングの方が少なからず守りづらい部分があるようだ。
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