今季のロサンゼルス・レイカーズは、アップダウンの激しいシーズンを送っている。レブロン・ジェームズが12月30日に40歳を迎えるなかで、マイアミ・ヒート時代に“キング”と共闘した盟友のドゥエイン・ウェイドは、レイカーズは新人ブロニー・ジェームズを育てるなど、将来に向けて動くべきだと説いている。
レイカーズはアンソニー・デイビスが加入した2019-20シーズン、フランチャイズ史上17回目の優勝を達成。しかし、それ以降はレブロンやデイビスのケガもあり、21-22シーズンはプレーオフ進出を逃し、過去2年はプレーイン・トーナメントに回っている。
今季はレブロンの息子ブロニーが加入。開幕戦でNBA史上初の親子共演を果たすなど話題を呼んだが、まだ実力不足ということもあって11月にはGリーグ行きとなり、レイカーズも連勝と連敗を繰り返している。
現在チームは16勝13敗でウエスタン・カンファレンス7位。デイビスが平均26.6点、11.8リバウンド、3.4アシスト、1.3スティール、2.2ブロック、レブロンも平均23.2点、8.0リバウンド、9.0アシストと2枚看板は上々のスタッツを残している。
ほかにもオースティン・リーブス、ディアンジェロ・ラッセル、八村塁といった選手がいるが、“第3のスター”は不在。現役時代にヒートで3度の優勝を経験している殿堂入り選手のウェイドは自身のポッドキャスト『The Why with Dwyane Wade』で、「1人のバスケットボールファンとして、私はレイカーズが優勝するとは思っていない」と率直な見解を述べた。
「レイカーズは常に手が打てる場所にいる。ただ、今は全体的に優勝できるロスターではない」
今季のトレード・デッドラインは来年の2月6日だが、ウェイドは現在Gリーグが主戦場となっている20歳のブロニーを昇格させて起用した方がいいと考えているようだ。
「レイカーズは、少なくとも現時点では優勝を狙えるチームではなく、我々はブロニーが見たい。アンソニー・デイビスにはMVP級の活躍をして欲しい。ファンとしては、レブロンが自身の望むレベルでプレーし続けるのを見たいだろう。
私は彼(レブロン)とブロニーの活躍を見たい。正直、ブロニーを育てて欲しい。最近、(殿堂入り選手の)ポール・ピアースが『ブロン(レブロン)とブロニーのロブプレー(アリウープ)を見たい』と言っていた気がする。私はそれを見るためにレイカーズにチャンネルを合わせている」
ブロニーは12月9日のポートランド・トレイルブレイザーズ戦で今季7試合目の出場を果たして以降、NBAのコートには立っていない。JJ・レディックHC(ヘッドコーチ)は今後、どのような采配を振るうのか。
構成●ダンクシュート編集部
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今季はレブロンの息子ブロニーが加入。開幕戦でNBA史上初の親子共演を果たすなど話題を呼んだが、まだ実力不足ということもあって11月にはGリーグ行きとなり、レイカーズも連勝と連敗を繰り返している。
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「レイカーズは常に手が打てる場所にいる。ただ、今は全体的に優勝できるロスターではない」
今季のトレード・デッドラインは来年の2月6日だが、ウェイドは現在Gリーグが主戦場となっている20歳のブロニーを昇格させて起用した方がいいと考えているようだ。
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私は彼(レブロン)とブロニーの活躍を見たい。正直、ブロニーを育てて欲しい。最近、(殿堂入り選手の)ポール・ピアースが『ブロン(レブロン)とブロニーのロブプレー(アリウープ)を見たい』と言っていた気がする。私はそれを見るためにレイカーズにチャンネルを合わせている」
ブロニーは12月9日のポートランド・トレイルブレイザーズ戦で今季7試合目の出場を果たして以降、NBAのコートには立っていない。JJ・レディックHC(ヘッドコーチ)は今後、どのような采配を振るうのか。
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