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NBA

八村塁がNBA通算300試合に到達!2019年ドラフト組では15番目の達成、その他スタッツランキング<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2024.12.27

NBA通算300試合出場を果たした八村。右は同年のドラフト外からリーグに定着したナズ・リード。(C)Getty Images

NBA通算300試合出場を果たした八村。右は同年のドラフト外からリーグに定着したナズ・リード。(C)Getty Images

 NBA6シーズン目を戦う八村塁が、節目の通算300試合出場を果たした(※以下、記録はすべてレギュラーシーズンのもの)。

 大台に到達したのは、現地12月19日のサクラメント・キングス戦。そこから3試合を重ねて、現在(12月25日時点)は303試合まで伸ばしている。

 2019年に日本人初のドラフト1巡目(9位)指名を受けてNBA入りした八村。最初の3シーズン半はワシントン・ウィザーズで通算177試合に出場し、23年1月にトレードでロサンゼルス・レイカーズへ移籍。レイカーズでは今季が在籍3年目で、ここまで126試合に出場している。

 プロ入りから2シーズンは新型コロナウイルスの影響で短縮シーズンになったり、3年目以降も東京五輪後の離脱や故障を経験したりと、アップダウンがありながらも世界最高峰のリーグで実績を積み重ねてきた。

 300試合到達は、同じ年に指名されたドラフト同期の中では15番目の達成。そのほか、得点やリバウンドなどの同期内ランキングは以下の通りとなっている。

【2019年ドラフト指名選手ランキング】
※現地12月25日時点。カッコ内は、現所属チーム/ドラフト指名順位。

■出場試合数
1位:グラント・ウィリアムズ/380試合
(ホーネッツ/22位)
2位:コビー・ホワイト/376試合
(ブルズ/7位)
3位:ジョーダン・プール/369試合
(ウィザーズ/28位)
4位:テレンス・マン/368試合
(クリッパーズ/48位)
5位:PJ・ワシントン/357試合
(マーベリックス/12位)

15位:八村塁/303試合
(レイカーズ/9位)
 
■通算得点
1位:RJ・バレット/6658点
(ラプターズ/3位)
2位:ダリアス・ガーランド/6252点
(キャバリアーズ/5位)
3位:ジャ・モラント/6167点
(グリズリーズ/2位)
4位:ジョーダン・プール/6081点
(ウィザーズ/28位)
5位:タイラー・ヒーロー/5793点
(ヒート/14位)

12位:八村塁/3847点
(レイカーズ/9位)

■平均得点
1位:ザイオン・ウィリアムソン/24.6点
(ペリカンズ/1位)
2位:ジャ・モラント/22.4点
(グリズリーズ/2位)
3位:RJ・バレット/18.8点
(ラプターズ/3位)
4位:タイラー・ヒーロー/18.6点
(ヒート/14位)
5位:ダリアス・ガーランド/18.6点
(キャバリアーズ/5位)

12位:八村塁/12.7点
(レイカーズ/9位)

■通算リバウンド
1位:ニック・クラクストン/2053本
(ネッツ/31位)
2位:PJ・ワシントン/2029本
(マーベリックス/12位)
3位:RJ・バレット/1952本
(ラプターズ/3位)
4位:ダニエル・ギャフォード/1917本
(マーベリックス/38位)
5位:ケルドン・ジョンソン/1755本
(スパーズ/29位)

8位:八村塁/1479本
(レイカーズ/9位)

■平均リバウンド
1位:ニック・クラクストン/7.8本
(ネッツ/31位)
2位:ザイオン・ウィリアムソン/6.6点
(ペリカンズ/1位)
3位:PJ・ワシントン/5.7本
(マーベリックス/12位)
4位:ブランドン・クラーク/5.5本
(グリズリーズ/21位)
5位:RJ・バレット/5.5本
(ラプターズ/3位)

10位:八村塁/4.9本
(レイカーズ/9位)

 八村は得点部門では、通算・平均ともに12位。リバウンドは通算が8位、平均は10位にランクイン。いずれも飛び抜けた成績ではないものの、ドラフト順位相応の活躍を続けていると言える。

 なお、近年数字を伸ばしている3ポイント成功率は通算37.7%(827本中312本成功)で、堂々の4位に名を連ねる。レイカーズ移籍後に限れば40.2%と、エリートシューターの目安である4割を超えているのは明るい材料だ。

 この世代で過去、オールスターに選ばれたことがあるのはザイオン・ウィリアムソン(21、23年)、ジャ・モラント(22、23年)、ダリアス・ガーランド(22年)の3人。全体1位指名のザイオンは平均得点でトップ、平均リバウンドで2位と、コートに立てば天賦の才を放つが、出場試合数は通算190試合で全体30位と、まともに稼働できていない。

 今後、八村を含めこの中から誰が世代を牽引する存在になり、最も長く生き残るのか。引き続き注目だ。

構成●ダンクシュート編集部

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