現地時間1月17日(日本時間18日、日付は以下同)、パトリック・ベット・デイビッドのポッドキャスト番組『The PBD Podcast with Patrick Bet-David』の最新エピソードがソーシャルメディアへ公開された。
今回ゲストで出演したのは、NBAレジェンドのスコッティ・ピッペン(元シカゴ・ブルズほか)。203cm・103kgのSF(スモールフォワード)は、17年間のキャリアで7度のオールスターとオールNBAチーム入り、オールディフェンシブチームには10度選ばれ、2010年にバスケットボール殿堂入り、2021年には75周年記念チームの一員にもなった。
レギュラーシーズン通算1178試合の出場でキャリア平均16.1点、6.4リバウンド、5.2アシスト、2.0スティールを残した歴代有数のオールラウンダーにとって、最大の功績は1990年代にブルズで2度の3連覇を果たし、獲得した6個のチャンピオンリングだろう。
番組内で、ピッペンは歴代最高と評されるSFのレブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)を引き合いに出して、自身のキャリアをこう振り返っていた。
「私がチームとして残してきた成功は、レブロンよりも上のものだ。6つの優勝リングを勝ち獲ったのだから。個人の栄誉とチャンピオンシップ、どっちが望ましいのか? 私は個人の栄誉を追い求めたりはしなかった」
6度の優勝回数はNBA歴代10位タイ。その上にいるのはボストン・セルティックスが達成した8連覇に絡んだ選手たちと、3チームで計7度の優勝を飾ったロバート・オリー(元ヒューストン・ロケッツほか)のみだ。
しかも主力で6度もリーグ制覇を成し遂げたのだから、ピッペンが残した功績はもちろん称賛に値するものであり、レブロンの優勝回数(4回)を上回るものなのは事実。
とはいえ、当時のブルズの絶対的エースがマイケル・ジョーダンだったことも誰もが知るところ。エースとして4度優勝したレブロンと、超優秀な2番手として6度リーグ制覇を果たしたピッペン。どちらの方がチームとして成功を収めたのか、意見が分かれそうだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
【PHOTO】オラジュワン、ジョーダン、バークレー、ペニー……NBAの歴史を彩った偉大なレジェンド特集!
今回ゲストで出演したのは、NBAレジェンドのスコッティ・ピッペン(元シカゴ・ブルズほか)。203cm・103kgのSF(スモールフォワード)は、17年間のキャリアで7度のオールスターとオールNBAチーム入り、オールディフェンシブチームには10度選ばれ、2010年にバスケットボール殿堂入り、2021年には75周年記念チームの一員にもなった。
レギュラーシーズン通算1178試合の出場でキャリア平均16.1点、6.4リバウンド、5.2アシスト、2.0スティールを残した歴代有数のオールラウンダーにとって、最大の功績は1990年代にブルズで2度の3連覇を果たし、獲得した6個のチャンピオンリングだろう。
番組内で、ピッペンは歴代最高と評されるSFのレブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)を引き合いに出して、自身のキャリアをこう振り返っていた。
「私がチームとして残してきた成功は、レブロンよりも上のものだ。6つの優勝リングを勝ち獲ったのだから。個人の栄誉とチャンピオンシップ、どっちが望ましいのか? 私は個人の栄誉を追い求めたりはしなかった」
6度の優勝回数はNBA歴代10位タイ。その上にいるのはボストン・セルティックスが達成した8連覇に絡んだ選手たちと、3チームで計7度の優勝を飾ったロバート・オリー(元ヒューストン・ロケッツほか)のみだ。
しかも主力で6度もリーグ制覇を成し遂げたのだから、ピッペンが残した功績はもちろん称賛に値するものであり、レブロンの優勝回数(4回)を上回るものなのは事実。
とはいえ、当時のブルズの絶対的エースがマイケル・ジョーダンだったことも誰もが知るところ。エースとして4度優勝したレブロンと、超優秀な2番手として6度リーグ制覇を果たしたピッペン。どちらの方がチームとして成功を収めたのか、意見が分かれそうだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
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