現地時間2月5日(日本時間6日、日付は以下同)、ロサンゼルス・レイカーズはチーム練習を行ない、2日に成立した3チーム間の超大型トレードでダラス・マーベリックスから加入したルカ・ドンチッチも参加した。
ドンチッチは左ふくらはぎ負傷のため、昨年12月25日のクリスマスゲームで途中退場して以降、1か月以上も実戦から遠ざかっている。しかしこの日は新たなチームメイトたちとシューティングをこなしつつ、プレータイムの短い選手たちやコーチ陣との5対5にも加わった。
練習後、JJ・レディックHC(ヘッドコーチ)はメディアに向けて現状を語った。
「我々は今、日々状況を判断している。今後数試合で彼が戦列に加わることを望んでいる。今日の練習ではコンタクトなしだったが彼は参加した。約45分の中でなかなかいい練習をしていたよ。そのうち試合に出場する準備も整うことだろう」
レイカーズは2月5日時点でウエスタン・カンファレンス5位の29勝19敗(勝率60.4%)。現在は3連勝中で、4日のロサンゼルス・クリッパーズ戦ではドンチッチがベンチで見守るなか、レブロン・ジェームズが26得点に8リバウンド、9アシスト、3スティール、オースティン・リーブスが20得点、9アシスト、八村塁が3戦連続の20得点超え(20得点)に6リバウンドをマークし、122-97で快勝した。
今後はトレード・デッドライン当日の6日にゴールデンステイト・ウォリアーズ戦、8日にインディアナ・ペイサーズ戦、10日にユタ・ジャズ戦と、ホーム3連戦が控えている。ドンチッチの“レイカーズデビュー”について指揮官は次のように示唆した。
「今後2日間、木曜と金曜で、彼は試合形式の練習をすることになるだろう。その上で我々は土曜日(8日)に判断するつもりだ。土曜に出場できなくとも、月曜(10日)には出られるといいね」
さらなる補強が噂されていたレイカーズは、5日にシャーロット・ホーネッツとのトレードが合意。新人ダルトン・コネクト、ウイングのキャム・レディッシュ、さらに2031年のドラフト1巡目指名権と2030年のドラフト指名交換権を手放し、若手ビッグマンのマーク・ウィリアムズを獲得した。
23歳のウィリアムズは213cm・109kgの体躯に高い運動能力を備え、ドンチッチとの2メンゲームにフィットしそうな先発センター候補。ケガが多い点は不安材料も、キャリア3年目の今季は平均25.0分の出場で15.6点、9.6リバウンド、2.5アシスト、1.17ブロックにフィールドゴール成功率58.6%を残している。
マブズではコンディショニング面を疑問視され、それが放出の理由になったとも囁かれるドンチッチだが、かつて4年半共闘しレイカーズで再会したドリアン・フィニー・スミスは、厚い信頼を口にしていた。
「彼のことはよく知っている。彼は試合でずっとプレーしたがっているんだ。昨年のプレーオフでは毎試合40分くらい(平均40.9分)プレーしていたと思う。L(ルカ)について言えるのは、彼が生粋のバスケットボール選手で、プレーする機会を求めているということ。だから僕は周りの雑音なんて気にしてない。彼の持つ生産性、彼がどんなことを持ち込んでくれるのかはわかっている」
ドンチッチが名門レイカーズでどんなパフォーマンスを見せてくれるか、楽しみに待ちたいところだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
レイカーズが新人コネクトらと引き換えに、ホーネッツからセンターのウィリアムズを獲得!八村は残留路線か<DUNKSHOOT>
ドンチッチは左ふくらはぎ負傷のため、昨年12月25日のクリスマスゲームで途中退場して以降、1か月以上も実戦から遠ざかっている。しかしこの日は新たなチームメイトたちとシューティングをこなしつつ、プレータイムの短い選手たちやコーチ陣との5対5にも加わった。
練習後、JJ・レディックHC(ヘッドコーチ)はメディアに向けて現状を語った。
「我々は今、日々状況を判断している。今後数試合で彼が戦列に加わることを望んでいる。今日の練習ではコンタクトなしだったが彼は参加した。約45分の中でなかなかいい練習をしていたよ。そのうち試合に出場する準備も整うことだろう」
レイカーズは2月5日時点でウエスタン・カンファレンス5位の29勝19敗(勝率60.4%)。現在は3連勝中で、4日のロサンゼルス・クリッパーズ戦ではドンチッチがベンチで見守るなか、レブロン・ジェームズが26得点に8リバウンド、9アシスト、3スティール、オースティン・リーブスが20得点、9アシスト、八村塁が3戦連続の20得点超え(20得点)に6リバウンドをマークし、122-97で快勝した。
今後はトレード・デッドライン当日の6日にゴールデンステイト・ウォリアーズ戦、8日にインディアナ・ペイサーズ戦、10日にユタ・ジャズ戦と、ホーム3連戦が控えている。ドンチッチの“レイカーズデビュー”について指揮官は次のように示唆した。
「今後2日間、木曜と金曜で、彼は試合形式の練習をすることになるだろう。その上で我々は土曜日(8日)に判断するつもりだ。土曜に出場できなくとも、月曜(10日)には出られるといいね」
さらなる補強が噂されていたレイカーズは、5日にシャーロット・ホーネッツとのトレードが合意。新人ダルトン・コネクト、ウイングのキャム・レディッシュ、さらに2031年のドラフト1巡目指名権と2030年のドラフト指名交換権を手放し、若手ビッグマンのマーク・ウィリアムズを獲得した。
23歳のウィリアムズは213cm・109kgの体躯に高い運動能力を備え、ドンチッチとの2メンゲームにフィットしそうな先発センター候補。ケガが多い点は不安材料も、キャリア3年目の今季は平均25.0分の出場で15.6点、9.6リバウンド、2.5アシスト、1.17ブロックにフィールドゴール成功率58.6%を残している。
マブズではコンディショニング面を疑問視され、それが放出の理由になったとも囁かれるドンチッチだが、かつて4年半共闘しレイカーズで再会したドリアン・フィニー・スミスは、厚い信頼を口にしていた。
「彼のことはよく知っている。彼は試合でずっとプレーしたがっているんだ。昨年のプレーオフでは毎試合40分くらい(平均40.9分)プレーしていたと思う。L(ルカ)について言えるのは、彼が生粋のバスケットボール選手で、プレーする機会を求めているということ。だから僕は周りの雑音なんて気にしてない。彼の持つ生産性、彼がどんなことを持ち込んでくれるのかはわかっている」
ドンチッチが名門レイカーズでどんなパフォーマンスを見せてくれるか、楽しみに待ちたいところだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
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