現地時間3月3日(日本時間4日、日付は以下同)、ダラス・マーベリックスはホームのアメリカンエアラインズ・センターでサクラメント・キングスに98-122で敗れ、直近5試合で4敗目を喫した。
マブズは3日に2WAY契約で加入した211㎝・100㎏のカイ・ジョーンズがフィールドゴール成功率90.0%(9/10)の計21得点に8リバウンド、ナジ・マーシャルが18得点、5リバウンド、6アシスト、2スティールを残すも、この試合でエースと伸び盛りのガードをケガで失うことに。
第1クォーター残り2分35秒、リムアタックしていたアービングが左ヒザを負傷。苦痛に表情を歪めながら、アンソニー・デイビスとコーチに助けられながらベンチへ戻るも、タイムアウト後に執念でフリースロー2本を決め切ってコートを後にした。
また、第3クォーター途中にはジェイデン・ハーディーが右足首を捻挫。キャリア3年目の22歳は、今季ここまで46試合に出場して平均8.0点、1.5リバウンド、1.4アシストを残していたが、戦線離脱を強いられた。
マブズは翌4日にアービングが左ヒザの前十字靭帯(ACL)断裂のため、今季残り試合を全休すると発表した。
今季のアービングは50試合の出場で平均24.7点、4.8リバウンド、4.6アシスト、1.3スティールにフィールドゴール成功率47.3%、3ポイント成功率40.1%(平均2.9本成功)、フリースロー成功率91.6%をマーク。
2月2日の3チーム間トレードでルカ・ドンチッチが移籍後、マブズは主要ビッグマン(デイビス、ダニエル・ギャフォード、デレック・ライブリー二世)がケガで次々と離脱。相棒の退団に加え、故障者続出という苦しい状況のなか、アービングはエースとして必死にチームを牽引してきた。
そんな姿勢にマブズファンも心を打たれ、負傷直後にはアービングに盛大な拍手を送るとともにフリースローを放つ際には「MVP」のチャントが起こった。
今季のNBAで唯一、平均20点、3ポイント成功率40%、フリースロー成功率90%以上をクリアしていた男の離脱はマブズにとって大きな痛手であることは間違いない。
ただ、アービング自身はすでに気持ちを切り替えたようで、インスタグラムで次のように語っていた。
「ACLを断裂してからまだ48時間経過していないけど、リカバリープロセスはすでに始まっている。メンタル面、宗教的な面、感情面においてね。みんなへ知らせたかったのは、僕は大丈夫だし、この先も大丈夫だということ。
もちろんこのケガは最悪だ。本当にね。確かにこのケガはものすごく痛い。でも家族や友人たちが最高のサポートをしてくれる。僕は1人で旅をしているわけじゃない。この1か月間でたくさんの変化があったし、感情的になることもあった。けど今はただ、みんなにI love youと伝えたい」
最後に「僕は戻ってみせるさ…。これがストーリーの終わりなんかじゃない。諦めるたりなんてしない。今まで以上に強くなって戻ってくるよ」とファンにメッセージを送った。
今月23日に33歳を迎えるアービングにはリハビリを乗り越え、来季万全の状態でコートに戻ってきてほしい限りだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
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第1クォーター残り2分35秒、リムアタックしていたアービングが左ヒザを負傷。苦痛に表情を歪めながら、アンソニー・デイビスとコーチに助けられながらベンチへ戻るも、タイムアウト後に執念でフリースロー2本を決め切ってコートを後にした。
また、第3クォーター途中にはジェイデン・ハーディーが右足首を捻挫。キャリア3年目の22歳は、今季ここまで46試合に出場して平均8.0点、1.5リバウンド、1.4アシストを残していたが、戦線離脱を強いられた。
マブズは翌4日にアービングが左ヒザの前十字靭帯(ACL)断裂のため、今季残り試合を全休すると発表した。
今季のアービングは50試合の出場で平均24.7点、4.8リバウンド、4.6アシスト、1.3スティールにフィールドゴール成功率47.3%、3ポイント成功率40.1%(平均2.9本成功)、フリースロー成功率91.6%をマーク。
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そんな姿勢にマブズファンも心を打たれ、負傷直後にはアービングに盛大な拍手を送るとともにフリースローを放つ際には「MVP」のチャントが起こった。
今季のNBAで唯一、平均20点、3ポイント成功率40%、フリースロー成功率90%以上をクリアしていた男の離脱はマブズにとって大きな痛手であることは間違いない。
ただ、アービング自身はすでに気持ちを切り替えたようで、インスタグラムで次のように語っていた。
「ACLを断裂してからまだ48時間経過していないけど、リカバリープロセスはすでに始まっている。メンタル面、宗教的な面、感情面においてね。みんなへ知らせたかったのは、僕は大丈夫だし、この先も大丈夫だということ。
もちろんこのケガは最悪だ。本当にね。確かにこのケガはものすごく痛い。でも家族や友人たちが最高のサポートをしてくれる。僕は1人で旅をしているわけじゃない。この1か月間でたくさんの変化があったし、感情的になることもあった。けど今はただ、みんなにI love youと伝えたい」
最後に「僕は戻ってみせるさ…。これがストーリーの終わりなんかじゃない。諦めるたりなんてしない。今まで以上に強くなって戻ってくるよ」とファンにメッセージを送った。
今月23日に33歳を迎えるアービングにはリハビリを乗り越え、来季万全の状態でコートに戻ってきてほしい限りだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
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