米スポーツコメンテーターのコリン・カウハード氏はこのほど、自身のポッドキャスト番組『The Herd with Colin Cowherd』で米誌『TIME』の今年の「世界で最も影響力のある100人」における、WNBAインディアナ・フィーバーのケイトリン・クラークの選出漏れに異議を唱えた。
【動画】女子バスケ界の超新星ケイトリン・クラークのWNBA前半戦ハイライト クラークは昨年まで所属していたアイオワ大でNCAA1部歴代最多となる通算3951得点を記録し“史上最高の女子カレッジバスケットボール選手”の看板を引っ提げてWNBAに挑戦。鳴り物入りでフィーバーに入団してからも平均19.2得点、5.7リバウンド、8.4アシストと世間の高い期待をも上回る活躍を披露し、特にアシスト337本は歴代最高を更新した。満場一致の新人王はもちろん、1年目にしてオールWNBAファーストチームにも選ばれ、チームを2016年以来のプレーオフに導くなど、最高のシーズンを過ごした。
そんなクラークは『TIME』誌が選ぶ2024年の最優秀アスリートに選ばれた。これはMLBでシーズン50本塁打50盗塁を達成し、ロサンゼルス・ドジャース移籍初年度でチームを世界一に導いた大谷翔平を差し置いての選出だ。
一方で今回の同誌の「世界で最も影響力のある100人」リストにはクラークの名前がなく、これにカウハード氏は以下のように驚きを表現した。
「ケイトリン・クラークがどうしてここにいないの?WNBAで歴代最高視聴率の記録を樹立した。ケイトリン・クラークが入らないなら、このリストはナンセンス...アメリカのリーグを変えたアスリートといえば、ゴルフのタイガー(・ウッズ)、バスケットボールのマイケル・ジョーダン、そしてケイトリン・クラークだ。彼女は男女問わず、昨年アメリカで最も影響力のあるアスリートだと思う」
同氏の指摘通り、WNBAは昨季、平均の観客動員数、テレビ視聴者数が大幅に増えており、『AP通信』によると、クラークが出場したNCAAトーナメント決勝では史上初めて視聴者数で女子が男子を上回る1890万人を記録(男子は1482万人)。これは昨季のワールドシリーズの米国での1試合最高視聴者数1580万人(MLB発表)を大きく上回る数字だ。
現在飛躍的に人気を拡大している米女子バスケットボール界の間違いなく中心的存在であるクラーク。来月の開幕から再びそのプレーの数々を披露してくれるだろう。
構成●THE DIGEST編集部
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【動画】女子バスケ界の超新星ケイトリン・クラークのWNBA前半戦ハイライト クラークは昨年まで所属していたアイオワ大でNCAA1部歴代最多となる通算3951得点を記録し“史上最高の女子カレッジバスケットボール選手”の看板を引っ提げてWNBAに挑戦。鳴り物入りでフィーバーに入団してからも平均19.2得点、5.7リバウンド、8.4アシストと世間の高い期待をも上回る活躍を披露し、特にアシスト337本は歴代最高を更新した。満場一致の新人王はもちろん、1年目にしてオールWNBAファーストチームにも選ばれ、チームを2016年以来のプレーオフに導くなど、最高のシーズンを過ごした。
そんなクラークは『TIME』誌が選ぶ2024年の最優秀アスリートに選ばれた。これはMLBでシーズン50本塁打50盗塁を達成し、ロサンゼルス・ドジャース移籍初年度でチームを世界一に導いた大谷翔平を差し置いての選出だ。
一方で今回の同誌の「世界で最も影響力のある100人」リストにはクラークの名前がなく、これにカウハード氏は以下のように驚きを表現した。
「ケイトリン・クラークがどうしてここにいないの?WNBAで歴代最高視聴率の記録を樹立した。ケイトリン・クラークが入らないなら、このリストはナンセンス...アメリカのリーグを変えたアスリートといえば、ゴルフのタイガー(・ウッズ)、バスケットボールのマイケル・ジョーダン、そしてケイトリン・クラークだ。彼女は男女問わず、昨年アメリカで最も影響力のあるアスリートだと思う」
同氏の指摘通り、WNBAは昨季、平均の観客動員数、テレビ視聴者数が大幅に増えており、『AP通信』によると、クラークが出場したNCAAトーナメント決勝では史上初めて視聴者数で女子が男子を上回る1890万人を記録(男子は1482万人)。これは昨季のワールドシリーズの米国での1試合最高視聴者数1580万人(MLB発表)を大きく上回る数字だ。
現在飛躍的に人気を拡大している米女子バスケットボール界の間違いなく中心的存在であるクラーク。来月の開幕から再びそのプレーの数々を披露してくれるだろう。
構成●THE DIGEST編集部
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