NBAプレーオフは現地５月22日、ウエスタン・カンファレンス決勝の第２戦が行なわれ、ホームのオクラホマシティ・サンダー（第１シード）がミネソタ・ティンバーウルブズ（第６シード）に118－103で勝利。シリーズ２連勝でNBAファイナル進出まであと２勝とした。

　試合前には前日にMVP受賞が発表されたシェイ・ギルジャス・アレキサンダー（SGA）に、コミッショナーからトロフィーが授与。そのSGAが第１クォーターからフィールドゴール３／３で８得点、第２クォーターには終盤の３ポイントを含む11得点をあげてチームを牽引する。

　前半を58－50で折り返したサンダーは後半、一気に試合を決めにかかる。

　持ち前の堅守でウルブズを苦しめると、攻めてはギルジャス・アレキサンダー、チェット・ホルムグレン、ジェイレン・ウィリアムズの３本柱が得点を連取。第３クォーター残り４分半からは23－７のランで22点差をつけ、終盤も２桁リードを保って完勝した。
  　26点差で勝利した初戦に続いて攻守が噛み合ったサンダーは、ギルジャス・アレキサンダーがゲームハイの38得点に８アシスト、３スティール、ウィリアムズが26得点、10リバウンド、ホルムグレンが22得点を記録。チーム全体の３ポイント成功率は27.3%（９／33）にとどまったものの、ペイント内得点で58－44と相手を圧倒した。

　対するウルブズはアンソニー・エドワーズが32得点、９リバウンド、６アシストと奮闘したが、今プレーオフ平均24.3点と好調のジュリアス・ランドルが６得点と停滞。前半は粘りの戦いを見せたものの、２戦続けて第３クォーターに突き放される形となった。

　第３戦は24日（日本時間25日）、ミネソタに舞台を移して行なわれる。サンダーが一気に王手をかけるのか、ウルブズが反撃の１勝をあげるのか。シリーズの流れを決める大一番になりそうだ。

構成●ダンクシュート編集部

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