ウエスタン・カンファレンス王者のオクラホマシティ・サンダーと、イースタン・カンファレンスを勝ち上がったインディアナ・ペイサーズによる今年のNBAファイナルは、2試合を終えて1勝1敗のタイ。第3戦は現地時間6月11日(日本時間12日、日付は以下同)にペイサーズのホーム、ゲインブリッジ・フィールドハウスで行なわれる。
第3戦を翌日に控えた10日の練習後、両チームの選手とコーチがメディアの取材に応じた。第1戦はペイサーズが驚異的な粘りを見せて逆転勝ち(111-110)を飾り、続く第2戦はサンダーが123-107で勝利した。
ペイサーズはここまで、パスカル・シアカムが平均17.0点、8.5リバウンド、3.5アシスト、1.5ブロックを記録し、7選手が平均2桁得点をマークするなどバランスの良さが光っている。
しかし、チームにとって最も重要な選手は、初戦に劇的な逆転ジャンパーを沈めたタイリース・ハリバートンだ。196cm・84kgの司令塔は、2試合で平均15.5点、6.5リバウンド、6.0アシスト、1.0スティール、1.5ブロックに加え、フィールドゴール成功率50.0%、3ポイント成功率33.3%をマーク。
「彼ら(サンダー)はディフェンス面で本当にチームとして繋がっている。コーチの(マーク)ダグノーは即座に何かを仕掛けることを恐れない。彼はこれまで伝統的とされてきたことはしないんだ」とハリバートンは言う。
サンダーはチェット・ホルムグレンやアイザイア・ハーテンスタインを並べたビッグラインナップだけでなく、どちらか1人を置く1ビッグやビッグマン不在のスモールラインナップなど、多彩な起用でディフェンスを仕掛けるのが強みのひとつだ。
ハリバートンはサンダーのディフェンスについて、「彼らはシーズンを通じてうまくこなしてきて、相手を混乱させようとしている」と語った。
サンダーはルージェンツ・ドートをハリバートンにマッチアップさせ、ここまでフィールドゴール成功率20.0%(1/5)、計2得点に抑えつつ、4アシスト、1ターンオーバーに封じている。
ペイサーズはアンドリュー・ネムハードやTJ・マッコネルもメインハンドラーを務めることができるが、ハリバートンがこのまま沈黙していることは考えにくい。
「彼らと2試合も対戦できたことは本当に良い経験になっている。それが僕に映像をよりチェックさせるモチベーションを与え、どの部分でうまく対処できるかを見ているところだ。最初の2戦では、全く良いプレーができていないと感じている。だからこそ、第3戦で最高の自分になれるよう努めている」(ハリバートン)
第3戦を翌日に控えた10日の練習後、両チームの選手とコーチがメディアの取材に応じた。第1戦はペイサーズが驚異的な粘りを見せて逆転勝ち(111-110)を飾り、続く第2戦はサンダーが123-107で勝利した。
ペイサーズはここまで、パスカル・シアカムが平均17.0点、8.5リバウンド、3.5アシスト、1.5ブロックを記録し、7選手が平均2桁得点をマークするなどバランスの良さが光っている。
しかし、チームにとって最も重要な選手は、初戦に劇的な逆転ジャンパーを沈めたタイリース・ハリバートンだ。196cm・84kgの司令塔は、2試合で平均15.5点、6.5リバウンド、6.0アシスト、1.0スティール、1.5ブロックに加え、フィールドゴール成功率50.0%、3ポイント成功率33.3%をマーク。
「彼ら(サンダー)はディフェンス面で本当にチームとして繋がっている。コーチの(マーク)ダグノーは即座に何かを仕掛けることを恐れない。彼はこれまで伝統的とされてきたことはしないんだ」とハリバートンは言う。
サンダーはチェット・ホルムグレンやアイザイア・ハーテンスタインを並べたビッグラインナップだけでなく、どちらか1人を置く1ビッグやビッグマン不在のスモールラインナップなど、多彩な起用でディフェンスを仕掛けるのが強みのひとつだ。
ハリバートンはサンダーのディフェンスについて、「彼らはシーズンを通じてうまくこなしてきて、相手を混乱させようとしている」と語った。
サンダーはルージェンツ・ドートをハリバートンにマッチアップさせ、ここまでフィールドゴール成功率20.0%(1/5)、計2得点に抑えつつ、4アシスト、1ターンオーバーに封じている。
ペイサーズはアンドリュー・ネムハードやTJ・マッコネルもメインハンドラーを務めることができるが、ハリバートンがこのまま沈黙していることは考えにくい。
「彼らと2試合も対戦できたことは本当に良い経験になっている。それが僕に映像をよりチェックさせるモチベーションを与え、どの部分でうまく対処できるかを見ているところだ。最初の2戦では、全く良いプレーができていないと感じている。だからこそ、第3戦で最高の自分になれるよう努めている」(ハリバートン)
関連記事
- 「インディアナは彼がアグレッシブになると強い」元選手がハリバートンに“セルフィッシュなプレー”を要求<DUNKSHOOT>
- 「スーパースター」にふさわしい活躍!ハリバートンが今POで4本目、全シリーズで“ラスト5秒以内のクラッチショット”を決める<DUNKSHOOT>
- 「残り時間がゼロになるまで諦めることはない」。ファイナル初戦で劇的勝利に導いたハリバートン「このグループを誇らしく思う」<DUNKSHOOT>
- コスタリカでのバカンス→少林寺で剃髪し10日間の精神修養。ウェンバンヤマの“規格外”のオフ<DUNKSHOOT>
- 「コビーは決して車椅子に乗らない」。元レイカーズのスコットが明かす、唯一無二の“不屈の戦士”<DUNKSHOOT>