現地時間6月13日(日本時間14日、日付は以下同)、NBAファイナル第4戦がインディアナ州インディアナポリスのゲインブリッジ・フィールドハウスで行なわれ、アウェーのオクラホマシティ・サンダーが111-104でインディアナ・ペイサーズに勝利。シリーズ成績を2勝2敗とした。
両軍の先発は、ペイサーズがタイリース・ハリバートン、アンドリュー・ネムハード、アーロン・ネスミス、パスカル・シアカム、マイルズ・ターナーという、過去3戦と同様の布陣。
対するサンダーはシェイ・ギルジャス・アレキサンダー(SGA)、ルージェンツ・ドート、ジェイレン・ウィリアムズ、チェット・ホルムグレンの4人に加え、ケイソン・ウォーレスに替えてアイザイア・ハーテンスタインをスターター起用と、ラインナップを組み替えてゲームに臨んだ。
試合は第1クォーター、ペイサーズは華麗なボールムーブから高確率でショットを沈め、開始5分で20-12と好スタート。さらにシアカムが10得点に加え4スティールを稼ぎ出すなど、チーム全体で堅いディフェンスを展開し相手のショットミスやターンオーバーを多く誘発していく。
対するサンダーはJal・ウィリアムズが果敢なリムアタックを繰り出し、12得点とオフェンスを牽引。ベンチからアレックス・カルーソの奮闘も光り、34-35と差を縮めて最初の12分間を終えた。
第2クォーター、サンダーはSGAにエンジンがかかる。個人技から8得点を稼ぎ出すと、中盤にはカルーソやJal・ウィリアムズらがフリースローを着実に沈め、7-0のランで51-45と6点のリードを奪う。
この窮地に立ち上がったのが、やはりエースのハリバートン。鋭いパスを連発し味方のチャンスをクリエイトしながら、巧みなリバースレイアップやバスケットカウントでオフェンスを導き、60-57とペイサーズの3点リードで試合を折り返した。
迎えた第3クォーター、ペイサーズはオビ・トッピンがチームに流れを引き寄せる。連続3ポイントや豪快プットバックダンク、さらにはシュートブロックも飛び出し、87-80と差を広げる原動力となった。
しかし、ウエスタン・カンファレンス王者のサンダーがこのまま引き下がるはずがなく、SGAの連続得点などで第4クォーター残り2分半で104-103と逆転。ペイサーズは終盤にスコアが凍り付いた上、フリースローミスもあって追いつけず、サンダーが激戦を制してシリーズをタイに戻した。
第5戦は中2日空いて16日、サンダーの本拠地ペイコム・センターに戻って行なわれる。先に王手をかけるのは、いったいどちらのチームとなるのか。
構成●ダンクシュート編集部
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両軍の先発は、ペイサーズがタイリース・ハリバートン、アンドリュー・ネムハード、アーロン・ネスミス、パスカル・シアカム、マイルズ・ターナーという、過去3戦と同様の布陣。
対するサンダーはシェイ・ギルジャス・アレキサンダー(SGA)、ルージェンツ・ドート、ジェイレン・ウィリアムズ、チェット・ホルムグレンの4人に加え、ケイソン・ウォーレスに替えてアイザイア・ハーテンスタインをスターター起用と、ラインナップを組み替えてゲームに臨んだ。
試合は第1クォーター、ペイサーズは華麗なボールムーブから高確率でショットを沈め、開始5分で20-12と好スタート。さらにシアカムが10得点に加え4スティールを稼ぎ出すなど、チーム全体で堅いディフェンスを展開し相手のショットミスやターンオーバーを多く誘発していく。
対するサンダーはJal・ウィリアムズが果敢なリムアタックを繰り出し、12得点とオフェンスを牽引。ベンチからアレックス・カルーソの奮闘も光り、34-35と差を縮めて最初の12分間を終えた。
第2クォーター、サンダーはSGAにエンジンがかかる。個人技から8得点を稼ぎ出すと、中盤にはカルーソやJal・ウィリアムズらがフリースローを着実に沈め、7-0のランで51-45と6点のリードを奪う。
この窮地に立ち上がったのが、やはりエースのハリバートン。鋭いパスを連発し味方のチャンスをクリエイトしながら、巧みなリバースレイアップやバスケットカウントでオフェンスを導き、60-57とペイサーズの3点リードで試合を折り返した。
迎えた第3クォーター、ペイサーズはオビ・トッピンがチームに流れを引き寄せる。連続3ポイントや豪快プットバックダンク、さらにはシュートブロックも飛び出し、87-80と差を広げる原動力となった。
しかし、ウエスタン・カンファレンス王者のサンダーがこのまま引き下がるはずがなく、SGAの連続得点などで第4クォーター残り2分半で104-103と逆転。ペイサーズは終盤にスコアが凍り付いた上、フリースローミスもあって追いつけず、サンダーが激戦を制してシリーズをタイに戻した。
第5戦は中2日空いて16日、サンダーの本拠地ペイコム・センターに戻って行なわれる。先に王手をかけるのは、いったいどちらのチームとなるのか。
構成●ダンクシュート編集部
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