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NBA

「審判への言動はひどいものだ」ペイサーズ指揮官が批判続出のレフェリーを擁護「不公平で愚かだよ」<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2025.06.16

カーライルHCが批判殺到のフォスターを擁護した。(C)Getty Images

カーライルHCが批判殺到のフォスターを擁護した。(C)Getty Images

 NBAのレフェリーというのは、過酷で、報われない仕事だ。

 目にも止まらぬスピードと、時に人々の目を欺くような華麗かつ狡猾なテクニック、そして激しいフィジカルコンタクトが絶えず繰り返される選手たちのプレーを、正確にジャッジしなければならない。そして、たとえどれだけ正しく吹いていたとしても、不利なコールをされた選手からは文句を言われ、ファンからはブーイングを浴びる。つらい職業だ。

 オクラホマシティ・サンダーとインディアナ・ペイサーズによるNBAファイナルの第4戦でも、ペイサーズに不利な判定が吹かれるたびに、地元インディアナポリスのファンからレフェリーを罵倒するチャントが巻き起こった。そんななか、試合後にペイサーズ指揮官のリック・カーライルHC(ヘッドコーチ)が、このゲームで吹いていたスコット・フォスターを擁護した。
 
「私が実際に目にした審判に対する言動はひどいものだよ。特にスコット・フォスターに対してね。彼とは30年来の付き合いだ。素晴らしいレフェリーだよ。このプレーオフでも素晴らしい仕事をしてくれている。長い間世話になっているが、彼に向けられている馬鹿げた見方は、ひどく、不公平で、不正で、愚かなものだ」

 実際にフォスターはクリス・ポールと確執があったりと、良くも悪くも何かと話題になるレフェリーだ。また、第4戦では確かにミスジャッジもあったかもしれない。そんな状況下で、カーライルHCは過熱する審判批判を牽制しつつ、レフェリーに敬意を払うよう、最大級に誠実な対応と発言をしたと言えよう。

 勝った方が王手となる第5戦は16日、サンダーの本拠地ペイコム・センターで行なわれる。運命の一戦、選手たちのパフォーマンスに加えてレフェリーの一挙手一投足にも注目が集まりそうだ。

構成●ダンクシュート編集部

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