現地時間6月25日と26日、ブルックリンのバークレイズ・センターにて「NBAドラフト2025」が行なわれ、全指名選手59名が出揃った。
全体1位指名権を持つダラス・マーベリックスが指名したのは、デューク大のクーパー・フラッグ。昨年のパリ五輪前のアメリカ代表合宿で、セレクトチーム(本戦メンバーの練習相手)に唯一高校生で選ばれた18歳の逸材は、大方の予想通り1位でマブズ入団が決まった。
そのフラッグが今季所属した名門デューク大は、今回のドラフトを通じて数々の快挙を達成した。
まずはドラフト全体1位選手の輩出数で、史上最多記録を更新。過去、アート・ヘイマン(1963年)、エルトン・ブランド(1999年)、カイリー・アービング(2011年)、ザイオン・ウィリアムソン(2019年)、パオロ・バンケロ(2022年)と5人いた"ドラ1"に、フラッグが6人目として加わった。輩出数2位はケンタッキー大の3人で、ダブルスコアをつけている。
また、今ドラフトではフラッグに続いて全体4位でコン・クニップル(シャーロット・ホーネッツ)、10位でカマン・マルアチ(フェニックス・サンズ/※ヒューストン・ロケッツが指名後トレード)と、トップ10以内に3人が指名された。
これは2019年のドラフト(1位ザイオン、3位RJ・バレット、10位キャム・レディッシュ)と、07年ドラフトのフロリダ大(3位アル・ホーフォード、7位コーリー・ブリューワー、9位ジョアキム・ノア)に続く3例目の出来事で、デューク大としては2度目の偉業となった。
さらに、2日目の2巡目指名でも、全体33位で4年生のシオン・ジェームズ(ホーネッツ)、同49位で3年生のタイリース・プロクター(クリーブランド・キャバリアーズ)が名前を呼ばれ、上記の1年生トリオに続き2024-25シーズンの先発全5人がドラフト指名を受けた。
同じ年のドラフトで5人以上の選手が指名されたケースは、過去2012年のケンタッキー大(1位アンソニー・デイビス、2位マイケル・キッド・ギルクリスト、18位テレンス・ジョーンズ、29位マーキス・ティーグ、42位ドロン・ラム、46位ダリアス・ミラー)や、06年のコネティカット大(8位ルディ・ゲイ、12位ヒルトン・アームストロング、22位マーカス・ウィリアムズ、23位ジョシュ・ブーン、40位デンハム・ブラウン)などがあるが、非常に稀なことは間違いない。
"NBA予備軍"とも称されるデューク大が、改めてその名門ぶりを印象付けるドラフトとなった。
構成●ダンクシュート編集部
全体1位指名権を持つダラス・マーベリックスが指名したのは、デューク大のクーパー・フラッグ。昨年のパリ五輪前のアメリカ代表合宿で、セレクトチーム(本戦メンバーの練習相手)に唯一高校生で選ばれた18歳の逸材は、大方の予想通り1位でマブズ入団が決まった。
そのフラッグが今季所属した名門デューク大は、今回のドラフトを通じて数々の快挙を達成した。
まずはドラフト全体1位選手の輩出数で、史上最多記録を更新。過去、アート・ヘイマン(1963年)、エルトン・ブランド(1999年)、カイリー・アービング(2011年)、ザイオン・ウィリアムソン(2019年)、パオロ・バンケロ(2022年)と5人いた"ドラ1"に、フラッグが6人目として加わった。輩出数2位はケンタッキー大の3人で、ダブルスコアをつけている。
また、今ドラフトではフラッグに続いて全体4位でコン・クニップル(シャーロット・ホーネッツ)、10位でカマン・マルアチ(フェニックス・サンズ/※ヒューストン・ロケッツが指名後トレード)と、トップ10以内に3人が指名された。
これは2019年のドラフト(1位ザイオン、3位RJ・バレット、10位キャム・レディッシュ)と、07年ドラフトのフロリダ大(3位アル・ホーフォード、7位コーリー・ブリューワー、9位ジョアキム・ノア)に続く3例目の出来事で、デューク大としては2度目の偉業となった。
さらに、2日目の2巡目指名でも、全体33位で4年生のシオン・ジェームズ(ホーネッツ)、同49位で3年生のタイリース・プロクター(クリーブランド・キャバリアーズ)が名前を呼ばれ、上記の1年生トリオに続き2024-25シーズンの先発全5人がドラフト指名を受けた。
同じ年のドラフトで5人以上の選手が指名されたケースは、過去2012年のケンタッキー大(1位アンソニー・デイビス、2位マイケル・キッド・ギルクリスト、18位テレンス・ジョーンズ、29位マーキス・ティーグ、42位ドロン・ラム、46位ダリアス・ミラー)や、06年のコネティカット大(8位ルディ・ゲイ、12位ヒルトン・アームストロング、22位マーカス・ウィリアムズ、23位ジョシュ・ブーン、40位デンハム・ブラウン)などがあるが、非常に稀なことは間違いない。
"NBA予備軍"とも称されるデューク大が、改めてその名門ぶりを印象付けるドラフトとなった。
構成●ダンクシュート編集部
関連記事
- 【NBAドラフト】フラッグがレブロン以来の“年少1位指名選手”に!1977年以来の“白人アメリカ人ドラ1“としても脚光<DUNKSHOOT>
- 「孤独を感じた」デューク大のスターだったレディックが新人時代を回想「みんな、私のことを好きじゃなかった」<DUNKSHOOT>
- 「多くの面で助けてもらった」大型新人バンケロが語る、名門デューク大で受け継がれる“兄弟の縁”<DUNKSHOOT>
- 米バスケ界の名門、デューク大の“歴代ベストメンバー”を選定!意外にもスターは少なく、“渋い”陣容に?<DUNKSHOOT>
- 伝説の名将“コーチK”を擁し5度の全米制覇。NBAの一大勢力、デューク大の過去と現在【名門カレッジ史】