今夏のNBAのFA(フリーエージェント)市場に、突如としてビッグネームが参入した。
現地時間6月29日(日本時間30日)、NBAインサイダーのシャムズ・シャラニア記者は、ディアンドレ・エイトンが所属するポートランド・トレイルブレイザーズとのバイアウトに合意する予定であると報道。チームとの契約は残り1年(来季年俸3556万ドル)、2025-26シーズン終了後にはFAとなれるこのタイミングで、移籍マーケットに打って出ることとなった。
エイトンは2018年のドラフトでフェニックス・サンズから全体1位指名を受けた213cm・114kgのセンター。ルーキーイヤーから平均16.3点、10.3リバウンドをマークすると、今季も含め7シーズン連続で平均ダブルダブルを記録している。キャリア通算でも398試合に出場して平均16.4点、10.5リバウンドを残し、サンズ時代の2021年にはNBAファイナル出場も果たした。
ただ、安定感のないプレーやメンタル面がたびたび指摘され、2023年オフにトレードでサンズからブレイザーズへ放出。新天地でも大きな成長が見られなかったほか、現在のブレイザーズには健康体なら守護神として計算できるロバート・ウィリアムズ三世、昨年のドラフト7位指名の有望株ドノバン・クリンガン、さらに今年のドラフトでも16位指名の中国人ビッグマン、ヤン・ハンセンが入団するなど、センターポジションに選手が多く、過剰気味だった。
また、シャラニア記者によれば、エイトン自身は再建下のブレイザーズではなく、勝てるチームでプレーしたいとのこと。こうした背景もあり、双方合意の下でバイアウトに至ったのだろう。
やや頭打ち感があったとはいえ、まだ26歳と若く、コンディションが万全なら安定してダブルダブルが期待できる実力者が移籍市場に流れてくるのであれば、争奪戦になるのは明白。本人がある程度の減額を受け入れるのなら、センターが弱点のロサンゼルス・レイカーズを筆頭に、多くのチームが獲得を狙うだろう。
はたして2018年のドラ1は来季、どのチームのジャージーに袖を通すのか。そして、新天地で飛躍できるのか注目だ。
構成●ダンクシュート編集部
【画像】NBA最強の選手は誰だ?識者8人が選んだ21世紀の「ベストプレーヤートップ10」を厳選ショットで紹介!
現地時間6月29日(日本時間30日)、NBAインサイダーのシャムズ・シャラニア記者は、ディアンドレ・エイトンが所属するポートランド・トレイルブレイザーズとのバイアウトに合意する予定であると報道。チームとの契約は残り1年(来季年俸3556万ドル)、2025-26シーズン終了後にはFAとなれるこのタイミングで、移籍マーケットに打って出ることとなった。
エイトンは2018年のドラフトでフェニックス・サンズから全体1位指名を受けた213cm・114kgのセンター。ルーキーイヤーから平均16.3点、10.3リバウンドをマークすると、今季も含め7シーズン連続で平均ダブルダブルを記録している。キャリア通算でも398試合に出場して平均16.4点、10.5リバウンドを残し、サンズ時代の2021年にはNBAファイナル出場も果たした。
ただ、安定感のないプレーやメンタル面がたびたび指摘され、2023年オフにトレードでサンズからブレイザーズへ放出。新天地でも大きな成長が見られなかったほか、現在のブレイザーズには健康体なら守護神として計算できるロバート・ウィリアムズ三世、昨年のドラフト7位指名の有望株ドノバン・クリンガン、さらに今年のドラフトでも16位指名の中国人ビッグマン、ヤン・ハンセンが入団するなど、センターポジションに選手が多く、過剰気味だった。
また、シャラニア記者によれば、エイトン自身は再建下のブレイザーズではなく、勝てるチームでプレーしたいとのこと。こうした背景もあり、双方合意の下でバイアウトに至ったのだろう。
やや頭打ち感があったとはいえ、まだ26歳と若く、コンディションが万全なら安定してダブルダブルが期待できる実力者が移籍市場に流れてくるのであれば、争奪戦になるのは明白。本人がある程度の減額を受け入れるのなら、センターが弱点のロサンゼルス・レイカーズを筆頭に、多くのチームが獲得を狙うだろう。
はたして2018年のドラ1は来季、どのチームのジャージーに袖を通すのか。そして、新天地で飛躍できるのか注目だ。
構成●ダンクシュート編集部
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