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NBA

「こんな形で終わったのは受け入れがたい」無念の第7戦欠場にテイタムが胸中を吐露「ただただ不運だった」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2026.05.05

 それでも、レギュラーシーズン16試合で平均21.8点、10.0リバウンド、5.3アシスト、1.4スティール、プレーオフでも6試合で平均23.3点、10.7リバウンド、6.8アシスト、1.2スティールと、28歳のフォワードは選手生命を脅かすほどの大ケガから復帰後、及第点以上のパフォーマンスを見せてきた。

 メディカルスタッフ、トレーナーと相談した結果、第7戦の欠場を余儀なくされたテイタムは「もちろん、復帰するために一生懸命努力してきたのに、第7戦で出場できなかったことは、本当につらかった」と明かした一方で、「残念なことだし、対処するのは大変だけど、僕らはこの計画(アキレス腱断裂からの復帰プロトコル期間)を貫かないといけないんだ」と、自身の現在地もしっかり把握していた。

 12年連続でプレーオフに出場中のセルティックスにとって、1回戦敗退は2021年以来初。常に覇権争い参戦を求められる球団としては、不本意な結果になったことは否めない。

 といっても、今季のセルティックスは開幕からテイタムを62試合で欠き、昨季の主要メンバーが複数退団して戦力ダウンと囁かれる中でイースト2位の好位置につけたのだから、予想外の躍進を見せたチームのひとつと言っていいはずだ。
 
「結末がどうであれ、ロッカールームの選手1人ひとりの成長や、今シーズンに彼らが成し遂げた進歩、そして期待を大きく上回って第2シードで終えたこと、全員が重要な役割を果たし、その価値を発揮してチーム一丸になって成し遂げたことは、決して色褪せるものではないと思う。このチームのプレーは観ていてすごく楽しかったし、自分がその一員になれたことも本当に嬉しかった」

 テイタムの言葉からも、セルティックスは周囲から低評価されようと、ジョー・マズーラHC(ヘッドコーチ)の下で全員が奮起してフルシーズンを戦い抜いたことが伝わってくる。

 テイタムが完全に健康体を取り戻し、ブラウンらとともに来季を迎えるまで、セルティックスはロスターに変動があるかもしれないが、両選手がいる限り、リーグの上位争いへ絡んでくるに違いない。

文●秋山裕之(フリーライター)

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