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NBA

“カーメロがピストンズに指名されていたら……”ドラフト史に残る“What if”にブラウンHC、ビラップス、ウォーレス、さらに本人も言及!

ダンクシュート編集部

2020.04.10

ナゲッツ、ニックスで同僚だったビラップス(左)も、カーメロ(右)のピストンズ入りに肯定的だ。(C)Getty Images

ナゲッツ、ニックスで同僚だったビラップス(左)も、カーメロ(右)のピストンズ入りに肯定的だ。(C)Getty Images

 名将のブラウンなら、カーメロを上手く操縦できた可能性も十分に考えられる。実際にブラウンはフィラデルフィア・セブンティシクサーズのヘッドコーチ時代に、カーメロ以上に強烈な個性を持ったアレン・アイバーソンを指導。衝突することも多かったが、アイバーソンはコート内外でブラウンから大きな影響を受けたと常々語っており、2016年に殿堂入りする際も「俺をMVP、そして殿堂入り選手にしてくれたのはブラウンだ」と感謝を述べるなど、最高の師弟関係を築き上げていた。
 
 またカーメロ自身も、ドラフト同期のウェイドと行なったインスタライブで「デトロイトにドラフト指名されていたら、2、3個はチャンピオンリングを持っていただろう」と発言。さらに2004年のピストンズ優勝でファイナルMVPに輝き、その後デンバー・ナゲッツ、ニューヨーク・ニックスでカーメロとタッグを組んだビラップスも、『ESPN』のインタビューで「メロがピストンズに加わっていれば、3回は優勝していたかもね」と同様のコメントを残している。

 “カーメロがピストンズに指名されていたら……”。これは、NBAドラフトの“if”を語る上で、今後も議論され続けていく話題だろう。否定的なウォーレスの意見に賛同する声も多かったものの、今回のブラウンの発言により、“肯定派”は大きな後ろ盾を得たのではないだろうか。

構成●ダンクシュート編集部

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