「(NBAには)アメリカ出身の素晴らしい選手たちが多くいます。ただし、オリンピックの舞台でNBAのトップ15に入る選手たちが競い合うことはできないかもしれません」(シルバー)
ただ、ここ数年のNBAには毎年110名前後のインターナショナルプレーヤーがおり、プレーオフ進出を逃してしまったチームの選手たちがオリンピックへ出場するシナリオは十分考えられる。
「NBAでプレーしている多くの外国籍選手たちが、それぞれの国と地域からオリンピックへ参加するでしょう。それこそ、我々が働きかけていかなければならないことです。(NBAとオリンピックという)ふたつの競争について熟考し、何か新たな方法を模索していくことになります」
NBA30チームのうち、プレーオフへ進出するのは16チーム。来季プレーオフ出場を逃した14チームからオリンピックへ出場する選手がいる場合は、NBAのオールスター選手が数名ロースターに名を連ねることは可能かもしれない。
とはいえ、オリンピックについてはコミッショナーも「我々が計画していることです」と口にしつつも、「1月にオリンピックをベースに決断を下すというのは非常に難しいことで、今後どのようになっていくかは不明確です」と話すにとどまった。
新型コロナウイルスの感染が終息していなければ、来夏にオリンピックが開催されない可能性も十分あるだけに、現時点で判断するのは時期尚早ということなのだろう。
ただ、ひとつ言えるのは、NBAが選手たちをオリンピックへ送り込むことについて前向きに考えているということ。もしオリンピックが開催されるのであれば、アメリカは金メダルを奪還すべく、その時点で可能な限りベストな布陣を形成するのではないだろうか。
文●秋山裕之(フリーライター)
【PHOTO】NBA最強の選手は誰だ?識者8人が選んだ21世紀の「ベストプレーヤートップ10」を厳選ショットで紹介!
ただ、ここ数年のNBAには毎年110名前後のインターナショナルプレーヤーがおり、プレーオフ進出を逃してしまったチームの選手たちがオリンピックへ出場するシナリオは十分考えられる。
「NBAでプレーしている多くの外国籍選手たちが、それぞれの国と地域からオリンピックへ参加するでしょう。それこそ、我々が働きかけていかなければならないことです。(NBAとオリンピックという)ふたつの競争について熟考し、何か新たな方法を模索していくことになります」
NBA30チームのうち、プレーオフへ進出するのは16チーム。来季プレーオフ出場を逃した14チームからオリンピックへ出場する選手がいる場合は、NBAのオールスター選手が数名ロースターに名を連ねることは可能かもしれない。
とはいえ、オリンピックについてはコミッショナーも「我々が計画していることです」と口にしつつも、「1月にオリンピックをベースに決断を下すというのは非常に難しいことで、今後どのようになっていくかは不明確です」と話すにとどまった。
新型コロナウイルスの感染が終息していなければ、来夏にオリンピックが開催されない可能性も十分あるだけに、現時点で判断するのは時期尚早ということなのだろう。
ただ、ひとつ言えるのは、NBAが選手たちをオリンピックへ送り込むことについて前向きに考えているということ。もしオリンピックが開催されるのであれば、アメリカは金メダルを奪還すべく、その時点で可能な限りベストな布陣を形成するのではないだろうか。
文●秋山裕之(フリーライター)
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