90年代前半に３連覇を達成したブルズでポイントガードを務めたアームストロングは、マイケル・ジョーダンが引退した93－94シーズン、ファン投票で全体３位の票数を集めてオールスターに先発出場。同僚のスコッティ・ピッペンがＭＶＰを獲得した大会で、自身は11得点、４アシストとまずまずのデビューを飾ったものの、出場は１回のみ。通算成績は平均9.8点、3.3アシスト、得点はこのシーズンにマークした14.8点が最高だった。
  　キャリア成績は平均19.0点、9.2リバウンド、1.9ブロック、オールスターには８回選出され、16年には殿堂入りするなど名選手と知られるヤオだが、キャリアを通じてケガに苦しんだ。09－10シーズンは足の故障で全休、翌シーズンに出場制限付きで復帰するも、５試合目に右足首を骨折して再び離脱。ファン投票でオールスターの先発には選ばれたものの、コートに立つことはできず。同年は５試合の出場で平均10.2点、5.4リバウンドで、シーズン終了後に30歳の若さで引退を発表した。

　５人のうちアームストロング以外はビッグマン。ヤオを除く４人はキャリアで唯一のオールスター出場だった。

構成●ダンクシュート編集部

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