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NBA

八村塁は通算1000得点到達も、初の0リバウンド。ウィザーズはシクサーズに完敗し後半戦2連敗…〈DUNKSHOOT〉

秋山裕之

2021.03.13

 八村は第3クォーターにレイアップ(エンビードのゴールテンディング)を決め、中盤にフリースロー1本を成功し9得点、2スティールをあげたが、キャリア初の0リバウンド。第4クォーターは点差が開いていたこともあり出場せず、今季2番目に少ない21分4秒のプレータイムに終わった。

 ディフェンスではエンビードのショットをノーファウルで阻止したり、ハリスとの1対1でショットミスを誘発した八村だが、そこからオフェンシブ・リバウンドを奪われて失点を許すなど、シクサーズのビッグマン勢を守り切ることができず。
 
 2試合連続で127失点を喫したことで、ビールは「ディフェンスを取り戻さなきゃいけない。今の俺たちは、また誰もガードできていない。相手選手をガードできるようにしなきゃだめだ」と危機感を募らせた。

 後半戦、2連敗スタートとなったウィザーズは、翌13日にミルウォーキー・バックス戦が控えている。ここ2戦とも、リバウンドに苦しんでいるウィザーズにとって、バックス戦ではヤニス・アデトクンボ、ブルック・ロペスという大柄な選手たちと対峙するだけに、ヴァグナーやロビン・ロペスといったセンターたちに加え、八村やウエストブルックもリバウンド争いに積極的に絡んでチーム全体で対処していくことが勝利の鍵となりそうだ。

文●秋山裕之(フリーライター)

【PHOTO】攻守でアグレッシブに躍動!NBA1年目から存在感を放った八村塁の厳選ショット!
 
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