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NBA

「私とカリーを比較するのは違う」名手アレンが“シューター論”を語る「クレイ、レジーに近いね」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2021.12.13

 アレンとしては、カリーはシューターという域を超越したスーパースコアラーになっていると認識しているのだろう。そこでアレンはトンプソン、そして歴代3位の2560本を沈めてきたレジー・ミラー(元ペイサーズ)を自身と比較していた。

「私は自分とクレイ、レジーを比較するね。私たちはボールを持たずに動いているからだ。ウィークサイドにたくさんいたようなものだからね。ただ、ディフェンス陣を動かし、ピンダウンやスクリーンから抜け出してボールにもほとんど触れずにトランジションからシュートするのは、本当に才能だと思う」

 トンプソンはボールをほぼ持たずにキャッチ&シュート、あるいはフェイクでマッチアップ相手を跳ばせてからサイドステップで3ポイントを決め切るなど、正確無比なシュート力を持つ。そして、ミラーもまたオフボールからスクリーンを何度もかいくぐりつつ、コート上を動き回ってクイックリリースでリングを射抜くシューターだった。
 
 2018年の来日時、アレンはミラーについてこんなことを話していた。

「レジーはガードするのがタフだったね。マイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズほか)は『もう無理だ!』って感じだったけど、レジーはとにかくタフだった。試合中、彼についていくのが大変だったんだ。僕が『ここなら大丈夫だろう』と思っていたら、彼に出し抜かれてやられてしまう。そういった思い出がレジーにはあるね」

 アレン、トンプソン、ミラー、そしてカリー。いずれもNBAの歴史において、3ポイントを語る上で欠かせない名選手なのは間違いない。そうしたなかで、カリーが歴代トップへ躍り出た時、アレンがどんな言葉をかけるのか。近日訪れるであろう歴史的な瞬間を楽しみに待ちたいところだ。

文●秋山裕之(フリーライター)

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