「彼ら(サンズ)はフルメンバーが揃っていた。だが俺たちはそうじゃない。だからチームとしての現在地を見極めるのが難しいんだ」とレブロンは言う。
レイカーズはデイビスが復帰するまで、当分はレブロンとラッセル・ウエストブルックを中心に戦っていくこととなる。もっとも、ウエストブルックは「俺はすごく楽観的に見ている」と、レブロンとは異なる見解を持っているようだ。
「俺たちはチームとして、ここまですでに多くのことを経験してきた。俺からすれば、今のところは激しい浮き沈みを味わっている。でもそれがNBAのシーズンというものなんだ。一番大切なのは、チームとして一丸であり続けること。絶対に分裂したり、パニックに陥ったり、外野の声に惑わされてはいけない」
レギュラーシーズンがまだ半分以上残っている段階で、レイカーズは未完成ながらもプレーオフ進出圏内にいる。レブロンがチームとしての完成度に不安を抱いているなかで、この位置は決して悪くないと見ることもできる。
「何が起ころうとも、しっかりと結びついてチームであり続けること、そして一丸となって戦う方法を見つけ出すこと」というウエストブルックの言葉通り、互いをリスペクトして連携を深めていくことで、浮上の目は見えてくるだろう。その過程で、チームにとってプラスの面、マイナスの面を判断し、必要に応じた策を講じていくことが、後半戦の反撃につながるのではないか。
文●秋山裕之(フリーライター)
レイカーズはデイビスが復帰するまで、当分はレブロンとラッセル・ウエストブルックを中心に戦っていくこととなる。もっとも、ウエストブルックは「俺はすごく楽観的に見ている」と、レブロンとは異なる見解を持っているようだ。
「俺たちはチームとして、ここまですでに多くのことを経験してきた。俺からすれば、今のところは激しい浮き沈みを味わっている。でもそれがNBAのシーズンというものなんだ。一番大切なのは、チームとして一丸であり続けること。絶対に分裂したり、パニックに陥ったり、外野の声に惑わされてはいけない」
レギュラーシーズンがまだ半分以上残っている段階で、レイカーズは未完成ながらもプレーオフ進出圏内にいる。レブロンがチームとしての完成度に不安を抱いているなかで、この位置は決して悪くないと見ることもできる。
「何が起ころうとも、しっかりと結びついてチームであり続けること、そして一丸となって戦う方法を見つけ出すこと」というウエストブルックの言葉通り、互いをリスペクトして連携を深めていくことで、浮上の目は見えてくるだろう。その過程で、チームにとってプラスの面、マイナスの面を判断し、必要に応じた策を講じていくことが、後半戦の反撃につながるのではないか。
文●秋山裕之(フリーライター)