今季はマーキーフ・モリス(マイアミ・ヒート)への危険な突進で1試合の出場停止処分を受けたほか、右前腕の打撲などもあってここまで5試合を欠場。しかしながら平均25.8点、14.0リバウンド、7.1アシスト、1.4スティールと、いずれもチームトップの成績を残している。
相手ディフェンスのマークが集中していることもあって、平均3.7ターンオーバーは自己ワースト。フリースロー成功率(76.7%)もキャリアで初めて80.0%を下回っているものの、フィールドゴール成功率55.9%は昨季(56.6%)と同等で、今季もMVP級のシーズンを送っていると言っていいだろう。
30日に『The Athletic』へ掲載された記事の中で、マローンHCはセルビア出身の万能型センターが今でも過小評価されていると話している。
「本物のバスケットボールファンなら、ニコラの素晴らしさがわかるはずだ。彼にはチームメイトたち全員をより良い選手にする能力があるし、バスケットボールIQとパサーとしての能力、スキルレベルは見事なものなんだ」
超人的な身体能力こそ備わっていないものの、ヨキッチ(公称211cm・128kg)は広いシュートレンジと巧みさが兼備された得点力、今季リーグ2位の本数を記録するリバウンド力、そしてコート全体を見渡して的確なパスを繰り出すプレーメーキング能力を持つ。
マレー、ポーターJr.という2人の主力を欠いているなかで、ナゲッツがここまでの戦績を残せているのは見事というほかない。
「ここ3シーズンで彼がナゲッツでやっていることは、本当に信じられないものだ。だから皆さんは彼に対して感謝してほしいし、彼は本来受け取るべきリスペクトを手にするべきだと思うね。彼が毎晩、素晴らしいほど一貫した活躍を続けているのは目を見張るべきことだ」
ナゲッツは注目度という点で、他の有力チームたちと比較すると劣っていることは否めないものの、しぶとく戦い抜いて白星を掴んでいる。MVPを擁するナゲッツは、今季も決して侮ってはならないチームと見るべきだろう。
文●秋山裕之(フリーライター)
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相手ディフェンスのマークが集中していることもあって、平均3.7ターンオーバーは自己ワースト。フリースロー成功率(76.7%)もキャリアで初めて80.0%を下回っているものの、フィールドゴール成功率55.9%は昨季(56.6%)と同等で、今季もMVP級のシーズンを送っていると言っていいだろう。
30日に『The Athletic』へ掲載された記事の中で、マローンHCはセルビア出身の万能型センターが今でも過小評価されていると話している。
「本物のバスケットボールファンなら、ニコラの素晴らしさがわかるはずだ。彼にはチームメイトたち全員をより良い選手にする能力があるし、バスケットボールIQとパサーとしての能力、スキルレベルは見事なものなんだ」
超人的な身体能力こそ備わっていないものの、ヨキッチ(公称211cm・128kg)は広いシュートレンジと巧みさが兼備された得点力、今季リーグ2位の本数を記録するリバウンド力、そしてコート全体を見渡して的確なパスを繰り出すプレーメーキング能力を持つ。
マレー、ポーターJr.という2人の主力を欠いているなかで、ナゲッツがここまでの戦績を残せているのは見事というほかない。
「ここ3シーズンで彼がナゲッツでやっていることは、本当に信じられないものだ。だから皆さんは彼に対して感謝してほしいし、彼は本来受け取るべきリスペクトを手にするべきだと思うね。彼が毎晩、素晴らしいほど一貫した活躍を続けているのは目を見張るべきことだ」
ナゲッツは注目度という点で、他の有力チームたちと比較すると劣っていることは否めないものの、しぶとく戦い抜いて白星を掴んでいる。MVPを擁するナゲッツは、今季も決して侮ってはならないチームと見るべきだろう。
文●秋山裕之(フリーライター)
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