レイカーズは昨夏、ウエストブルックを獲得するためにカイル・クーズマ、モントレズ・ハレル、ケンテイビアス・コールドウェル・ポープ(いずれも現ワシントン・ウィザーズ)を放出し、フリーエージェントだったアレックス・カルーソ(現シカゴ・ブルズ)との再契約も断念。
そしてレブロン、ウエストブルック、アンソニー・デイビスというビッグ3の周囲にカーメロやトレバー・アリーザ、ドワイト・ハワードといったベテラン陣を補強し、リーグ屈指のタレント軍団を形成した。
レブロンらの要望でウエストブルックを獲得したという報道もあり、一概に誰かを責めることはできないものの、このチームを作り上げたのはヴォーゲルHCやレブロンではなく、フロントなのは明らか。だがデイビスが左ヒザの負傷で戦線離脱していることもあり、ここまでウエスタン・カンファレンス7位タイにとどまっている。
レジェンドのバークレーは、現状のチームでレブロンに次ぐベストプレーヤーは今オフに獲得した選手たちではなく、10日間契約で加入したフォワードだと指摘する。
「いいか。先月からレブロンに次ぐベストプレーヤーになっているのは誰だ? スタンリー・ジョンソンだ。彼は(無所属で)ストリートにいた男だぞ。それがチームで2番目のベストプレーヤーになっている。そんなの馬鹿げているだろ」
レイカーズは21日からイースタン・カンファレンスのチーム相手にアウェー6連戦が組まれている。ここで大きく黒星が先行するようだと、ヴォーゲルHCの更迭あるいはウエストブルックを1シーズンも待たずに放出という荒療治が現実のものとなってしまうかもしれない。もちろん、ここでメンバーを大幅に入れ替えれば、さらに歯車がかみ合わなくなる危険性もある。
今のレイカーズに必要なこと。それは勝利以外のなにものでもない。フロント陣が現状維持では赤信号と判断するための時間は刻一刻と短くなっているだけに、ここでもう1度上昇ムードを作りたいところだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
そしてレブロン、ウエストブルック、アンソニー・デイビスというビッグ3の周囲にカーメロやトレバー・アリーザ、ドワイト・ハワードといったベテラン陣を補強し、リーグ屈指のタレント軍団を形成した。
レブロンらの要望でウエストブルックを獲得したという報道もあり、一概に誰かを責めることはできないものの、このチームを作り上げたのはヴォーゲルHCやレブロンではなく、フロントなのは明らか。だがデイビスが左ヒザの負傷で戦線離脱していることもあり、ここまでウエスタン・カンファレンス7位タイにとどまっている。
レジェンドのバークレーは、現状のチームでレブロンに次ぐベストプレーヤーは今オフに獲得した選手たちではなく、10日間契約で加入したフォワードだと指摘する。
「いいか。先月からレブロンに次ぐベストプレーヤーになっているのは誰だ? スタンリー・ジョンソンだ。彼は(無所属で)ストリートにいた男だぞ。それがチームで2番目のベストプレーヤーになっている。そんなの馬鹿げているだろ」
レイカーズは21日からイースタン・カンファレンスのチーム相手にアウェー6連戦が組まれている。ここで大きく黒星が先行するようだと、ヴォーゲルHCの更迭あるいはウエストブルックを1シーズンも待たずに放出という荒療治が現実のものとなってしまうかもしれない。もちろん、ここでメンバーを大幅に入れ替えれば、さらに歯車がかみ合わなくなる危険性もある。
今のレイカーズに必要なこと。それは勝利以外のなにものでもない。フロント陣が現状維持では赤信号と判断するための時間は刻一刻と短くなっているだけに、ここでもう1度上昇ムードを作りたいところだ。
文●秋山裕之(フリーライター)