しかし、実際はプレースタイルの変化以上に、ハムストリングの張りが原因で、プレーに制限がかかっていたと見ることもできる。
「俺はこの夏を活用するつもりだ。それは自分が知っているエリートレベルへと戻ること。それを目指しているし、最優先だ。バスケットボールはすべてにおいて俺のエンジンになっている」とハーデンは語る。
ヒューストン・ロケッツ時代のGM(ゼネラルマネージャー)で、現在シクサーズの運営部門代表を務めるダリル・モーリーとエルトン・ブランドGMは、今オフにPJ・タッカー、ダヌエル・ハウスJr.というロケッツ時代の元チームメイトたちを獲得。さらにメンフィス・グリズリーズとのトレードで有望株のディアンソニー・メルトンを加え、バックコートの層は間違いなく厚みを増した。
エンビードというMVP級のビッグマンに、心機一転を期すハーデンが並び立つシクサーズ。ハーデンが健康体を取り戻してフルシーズンを戦えれば、自ずと覇権争いへの参戦が可能となるだけに、本人だけでなくチームメイト、フロント、そしてファンも復活を待ち望んでいるに違いない。
文●秋山裕之(フリーライター)
「俺はこの夏を活用するつもりだ。それは自分が知っているエリートレベルへと戻ること。それを目指しているし、最優先だ。バスケットボールはすべてにおいて俺のエンジンになっている」とハーデンは語る。
ヒューストン・ロケッツ時代のGM(ゼネラルマネージャー)で、現在シクサーズの運営部門代表を務めるダリル・モーリーとエルトン・ブランドGMは、今オフにPJ・タッカー、ダヌエル・ハウスJr.というロケッツ時代の元チームメイトたちを獲得。さらにメンフィス・グリズリーズとのトレードで有望株のディアンソニー・メルトンを加え、バックコートの層は間違いなく厚みを増した。
エンビードというMVP級のビッグマンに、心機一転を期すハーデンが並び立つシクサーズ。ハーデンが健康体を取り戻してフルシーズンを戦えれば、自ずと覇権争いへの参戦が可能となるだけに、本人だけでなくチームメイト、フロント、そしてファンも復活を待ち望んでいるに違いない。
文●秋山裕之(フリーライター)