NBA入りから昨季までの5シーズン、ナゲッツでプレーしてきたモリスは、ポイントガードながら実質的な司令塔を務めてきたわけではない。それはジャマール・マレーというスコアラー兼ハンドラー、そしてニコラ・ヨキッチというオフェンスの起点となる万能センターがいたからだ。そのため、モリスはゲームコントロールを任されそうな新天地でのプレーについて、こう意気込んでいる。
「僕はカレッジ時代の自分に戻るようにしているところなんだ。デンバーに5年間いたからね。(タイムアウト後のプレーで)みんなをセットアップすることもあった。けどそのほとんどはニコラがオフェンスを指揮していたんだ。だから僕にとって、人生における新たなチャプタ-になる。それを楽しみにしているし、毎日学び続けているよ」
また、3ポイントといえば、昨季自己ベストの成功率44.7%を記録した八村塁にも期待がかかる。その大部分がオープン、あるいはワイドオープンだったとはいえ、キャッチ&シュートで記録した成功率47.0%という数字を今季も同程度で持続できるならば、昨季以上に多く放つ可能性もあるだろう。
4日に『NBA.com』へ公開された今季のプレビューで、ウィザーズが現実的に狙える位置はプレーイン・トーナメント最後の椅子となるイースタン・カンファレンス10位。だがそこを勝ち上がることはできず、今季もプレーオフ不出場となってロッタリーチームになると予想されている。
その下馬評を覆すためにも、ビールとクリスタプス・ポルジンギス、カイル・クーズマという3本柱を中心としたオフェンスで、効率良く3ポイントを沈めていくことがマストとなる。その上で、バートンとモリスという“ナゲッツ組”と、八村のパフォーマンスが、チームの3ポイント向上へのカギとなりそうだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
【PHOTO】攻守でアグレッシブに躍動!NBA1年目から存在感を放った八村塁の厳選ショット!
「僕はカレッジ時代の自分に戻るようにしているところなんだ。デンバーに5年間いたからね。(タイムアウト後のプレーで)みんなをセットアップすることもあった。けどそのほとんどはニコラがオフェンスを指揮していたんだ。だから僕にとって、人生における新たなチャプタ-になる。それを楽しみにしているし、毎日学び続けているよ」
また、3ポイントといえば、昨季自己ベストの成功率44.7%を記録した八村塁にも期待がかかる。その大部分がオープン、あるいはワイドオープンだったとはいえ、キャッチ&シュートで記録した成功率47.0%という数字を今季も同程度で持続できるならば、昨季以上に多く放つ可能性もあるだろう。
4日に『NBA.com』へ公開された今季のプレビューで、ウィザーズが現実的に狙える位置はプレーイン・トーナメント最後の椅子となるイースタン・カンファレンス10位。だがそこを勝ち上がることはできず、今季もプレーオフ不出場となってロッタリーチームになると予想されている。
その下馬評を覆すためにも、ビールとクリスタプス・ポルジンギス、カイル・クーズマという3本柱を中心としたオフェンスで、効率良く3ポイントを沈めていくことがマストとなる。その上で、バートンとモリスという“ナゲッツ組”と、八村のパフォーマンスが、チームの3ポイント向上へのカギとなりそうだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
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