その中でもゴール下では75.9%と確実に得点を重ねており、八村としてはポジショニングの場面から身体をぶつけ、極力リング下から遠ざけた位置でデイビスにボール持たせたい。
今季のデイビスはボールを受けて2秒以内にショットを放つケースが最も多く、成功率も55.2%を誇る。八村としては腕をしっかり伸ばしたうえで、できるだけファウルを回避したいところ。
だがレイカーズはレブロンとデイビスによるピック&ロールを多用するため、八村とフォワードコンビを組むトロイ・ブラウンJr.は、互いにコミュニケーションをしっかり取り、ローテーションミスからイージーショットを許さないようにしなければならない。
ではレブロンとマッチアップした際にはどう対処するべきか?今の八村とレブロンでは経験値に大きな差があり、フィジカル面でも圧倒的不利な状況にある。先日、レブロンとのコンタクトでコート外まで飛ばされてしまったマイヤーズ・レナード(マイアミ・ヒート)のように、八村も当たり負けするシーンが多く見られそうだ。
強靭なフィジカルを駆使したドライブに加え、パスやプルアップジャンパーという多彩なオフェンススキルを持つ“キング”をルーキーが抑えることは不可能に近い。
八村としては、なるべくレブロンがドライブではなくプルアップジャンパーやパスを選択するような状況に持ち込みたいところ。ペリメーターではある程度の距離を空けて、ショットやパスを繰り出す際にはしっかりと手を伸ばし、少しでもその成功率を下げ、25点以下に抑えられれば、上出来と言えるだろう。
文●秋山裕之(フリーライター)
今季のデイビスはボールを受けて2秒以内にショットを放つケースが最も多く、成功率も55.2%を誇る。八村としては腕をしっかり伸ばしたうえで、できるだけファウルを回避したいところ。
だがレイカーズはレブロンとデイビスによるピック&ロールを多用するため、八村とフォワードコンビを組むトロイ・ブラウンJr.は、互いにコミュニケーションをしっかり取り、ローテーションミスからイージーショットを許さないようにしなければならない。
ではレブロンとマッチアップした際にはどう対処するべきか?今の八村とレブロンでは経験値に大きな差があり、フィジカル面でも圧倒的不利な状況にある。先日、レブロンとのコンタクトでコート外まで飛ばされてしまったマイヤーズ・レナード(マイアミ・ヒート)のように、八村も当たり負けするシーンが多く見られそうだ。
強靭なフィジカルを駆使したドライブに加え、パスやプルアップジャンパーという多彩なオフェンススキルを持つ“キング”をルーキーが抑えることは不可能に近い。
八村としては、なるべくレブロンがドライブではなくプルアップジャンパーやパスを選択するような状況に持ち込みたいところ。ペリメーターではある程度の距離を空けて、ショットやパスを繰り出す際にはしっかりと手を伸ばし、少しでもその成功率を下げ、25点以下に抑えられれば、上出来と言えるだろう。
文●秋山裕之(フリーライター)