それはヨキッチ自身も理解しているようだ。25日に欧州メディア『Euro Hoops』へ公開された記事の中で、セルビア出身の28歳はこう話していた。
「もう十分さ。僕にはできないよ。本当にね。3回目だからね……僕はそうなるとは考えていない。僕は目の前の1試合をプレーしているだけ。誰が勝ち取ろうと、それ(MVP)を受賞するに値すると思う」
ナゲッツとヨキッチとしては、個人タイトルよりもプレーオフに向けて準備していきたいところだろう。現在2位のメンフィス・グリズリーズ(46勝27敗/勝率63.0%)に3.5ゲーム差をつけているため、よほどの大崩れがない限り、4月15日に幕を開けるプレーオフにはウエストの第1シードで臨むことになる可能性が高い。
ただし、各カンファレンスの第7シードと8シードは、レギュラーシーズン終了時点で7位~10位の4チームによるプレーイン・トーナメントで決定する。特に第8シードは最後の14日に決まるため、ナゲッツとしても直前まで相手がわからない状態でファーストラウンド初戦を迎えることとなる。
25日時点で、ウエストは4位のフェニックス・サンズ(39勝35敗/同52.7%)から12位のユタ・ジャズ(35勝39敗/同47.3%)まで、9チームが4.0ゲーム差以内にいることから、どこがプレーオフ最後の席を手にするか予想するのは至難の業と言っていい。
「わからないね。僕としてはファーストラウンドをパスしたいくらいさ。ファーストラウンドに勝てたら、次にどのチームと顔を合わせるかもわからない。ゴールデンステイト(ウォリアーズ)かミネソタ(ティンバーウルブズ)か、あるいは(ロサンゼルス)レイカーズ、オクラホマシティ(サンダー)、ユタになるのか、本当にわからない。けど、彼らの成績を見れば、途方もない相手というわけではないと思う」
そう語るヨキッチはすでにプレーオフでの戦いにフォーカスしており、バックス戦後も「試合に勝利していくことはいいこと。しかし、僕らのゴールはプレーオフで何かをやってのけることにある」と話していた。
球団史上初の優勝を狙うナゲッツとしては、ウエスト首位の座を堅持しつつ、ヨキッチをはじめとする主力選手たちが万全の状態でポストシーズンへ臨めるように進めていきたいところだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
「もう十分さ。僕にはできないよ。本当にね。3回目だからね……僕はそうなるとは考えていない。僕は目の前の1試合をプレーしているだけ。誰が勝ち取ろうと、それ(MVP)を受賞するに値すると思う」
ナゲッツとヨキッチとしては、個人タイトルよりもプレーオフに向けて準備していきたいところだろう。現在2位のメンフィス・グリズリーズ(46勝27敗/勝率63.0%)に3.5ゲーム差をつけているため、よほどの大崩れがない限り、4月15日に幕を開けるプレーオフにはウエストの第1シードで臨むことになる可能性が高い。
ただし、各カンファレンスの第7シードと8シードは、レギュラーシーズン終了時点で7位~10位の4チームによるプレーイン・トーナメントで決定する。特に第8シードは最後の14日に決まるため、ナゲッツとしても直前まで相手がわからない状態でファーストラウンド初戦を迎えることとなる。
25日時点で、ウエストは4位のフェニックス・サンズ(39勝35敗/同52.7%)から12位のユタ・ジャズ(35勝39敗/同47.3%)まで、9チームが4.0ゲーム差以内にいることから、どこがプレーオフ最後の席を手にするか予想するのは至難の業と言っていい。
「わからないね。僕としてはファーストラウンドをパスしたいくらいさ。ファーストラウンドに勝てたら、次にどのチームと顔を合わせるかもわからない。ゴールデンステイト(ウォリアーズ)かミネソタ(ティンバーウルブズ)か、あるいは(ロサンゼルス)レイカーズ、オクラホマシティ(サンダー)、ユタになるのか、本当にわからない。けど、彼らの成績を見れば、途方もない相手というわけではないと思う」
そう語るヨキッチはすでにプレーオフでの戦いにフォーカスしており、バックス戦後も「試合に勝利していくことはいいこと。しかし、僕らのゴールはプレーオフで何かをやってのけることにある」と話していた。
球団史上初の優勝を狙うナゲッツとしては、ウエスト首位の座を堅持しつつ、ヨキッチをはじめとする主力選手たちが万全の状態でポストシーズンへ臨めるように進めていきたいところだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
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